合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

【桜花賞・ニュージーランドT・阪神牝馬S】レース回顧

4/9(日)桜花賞(G1)】

《Point》

・前半3Fは『34.0秒』と予想よりも早くなった

・Bコース替わりで内目の枠や先行馬が優勢

〈1着・◯③リバティアイランド〉

ゲートで出遅れて厳しい競馬になったが、道中のペースが流れたことが最大の勝因。

上がりはダントツの『32.9秒』と2位の馬に『0.6秒差』をつけるケタ違いの脚を

披露した。

この馬場でも大外一気を決めたことで、3歳牝馬では力が抜けていることを証明した。

この競馬なら2400mのオークスでも最有力候補。

〈2着・△⑨コナコースト〉

このペースでも2番手から『0.2秒差』とよく粘っている。

鮫島克騎手「思い切って、積極的に、この馬の力を出し切ることを考えた」

〈3着・▲⑭ペリファーニア〉

横山武騎手「ノドの具合は大きく変わっていないが、前走と違い、

      道中リラックスして運べた」

〈4着・△⑤ハーパー〉

ルメール騎手「距離が延びたらいい。体はまだ良くなりそう」

〈5着・④ドゥアイズ〉

吉田隼騎手「距離が延びていいタイプ」

〈6着・△⑪シンリョクカ〉

勝ち馬と同様、外から差し込んでいる。上がり『33.8秒』も評価できる。

吉田豊騎手「距離が延びても対応してくれそう」

〈7着・⑫シングザットソング〉

ゲートは完全に良化している。

ただ、この内容なら距離は短い方が合っている。

〈8着・◎②ライトクオンタム〉

武豊騎手「ゲートはうまく出てくれたが、ゴチャゴチャした位置でのレースは初めてで

     少し戸惑ったところがあった」

〈11着・⑰ラヴェル

坂井騎手「ゲートは今までで一番出てくれた。直線の不利がなければ、

     もう少し上に来られた」

〈12着・⑧キタウイング〉

地味ながら上がり『33.6秒』は勝ち馬に次ぐ第2位をマーク。

レースぶりから1600mでは忙しい印象。

杉原騎手「まだまだ良くなる」

〈14着・⑬ドゥーラ〉

距離延長は間違いなくプラス材料だが、ゲートのロスが課題。

 

4/8(土)ニュージーランドT(GⅡ)】

《Point》

・前半3F『35.0秒』とペースは決して早くない

〈1着・◎⑤エエヤン〉

道中でスムーズさを欠きながら勝利。

M.デムーロ騎手「スペースができてから持っていかれてそこに行くしかなかった。

                             距離は1600m〜2000mまでは大丈夫」

〈2着・△⑮ウンブライル〉

ルメール騎手「馬がまだ緩い。ブリンカー効果で良く伸びてくれた」

〈3着・▲⑥シャンパンカラー〉

内田騎手「勝った馬が外に出てきて4コーナーで下げざるを得なくなってしまった。

     最後は盛り返してきているだけに、あれがもったいなかった」

〈4着・△⑭モリアーナ〉

武藤騎手「外枠で前に壁を作ることができなかった。

     内でもう少し溜める競馬がしたかった」

〈5着・⑪ミシシッピテソーロ〉

柴田大騎手「体が増えてくればさらに上でも」

〈7着・◯⑧ドルチェモア〉

楽にハナを切ることができたが、直線ではバタッと止まってしまった。

前哨戦とはいえ、あまりにも淡白な負け方だった。

横山和騎手「ゲート入りを渋ったり休み明けの分、気持ちが乗っていない感じだった。

      負けるにしても負け過ぎ。次が本番なので、一回使って良くなると思う」

〈11着・△⑬メイクアスナッチ〉

戸崎騎手「綺麗な馬場で走らせたかった」

 

4/8(土)阪神牝馬S(GⅡ)】

《Point》

・前半3F『36.1秒』(超スロー)

・この馬場では差し馬に厳しすぎる展開

〈1着・▲⑨サウンドビバーチェ〉

展開と馬場を味方にした勝利。

浜中騎手「直線は手応え通りしっかりと伸びてくれた」

〈2着・①サブライムアンセム

展開や馬場、最内枠など恵まれた面は多いが、課題の1600mをクリアしたことは

一応評価できる。

〈3着・②コスタボニータ

上がり掛からないといけないタイプが1600mへの距離短縮で好走できた。

展開と馬場を味方にした好走も、上位2頭より上がりが早かった点には注目したい。

〈4着・◯③ウインシャーロット〉

このペースでも粘り込めない非常に弱い内容。

阪神での近2走がかなり物足りないだけに、関東圏での競馬が合っているのかもしれない。

〈5着・⑩アンドヴァラナウト〉

上がり最速『33.6秒』で差し込んでいるだけに、ゲートの出遅れが痛かった…

もったいない競馬になってしまったが、やはり阪神1600mは合っている。

〈6着・△⑦ルージュスティリア〉

瞬発力タイプであまりにも物足りない内容だが、馬混みがダメな可能性はある。

川田騎手「どんどん流れの悪い形になってしまい、かわいそうな競馬になってしまった」

〈9着・△⑤ママコチャ〉

ゲートの出遅れで終了…

〈10着・△⑪イズジョーノキセキ〉

岩田康騎手「直線でぶつけられる前にはもう脚がなかった。

      調教の段階からいつものオーラを感じなかった」

〈11着・△⑧ピンハイ〉

高倉騎手「スムーズさを欠いたことで集中力が切れた可能性がある」

〈12着・◎⑫ディヴィーナ〉

切れるタイプではないので、もっと前で競馬して欲しかった。

しかも、このペースなら悪くなかったかも。

池添騎手「大外枠でこのペースですからね」