《ダービートライアル》 2023年4月29日(土)
【東京11R】青葉賞(GⅡ)
◎④ハーツコンチェルト
◯⑪スキルヴィング
▲⑧ヒシタイカン
△⑩、⑥、⑤、③、⑦、①
《Point》
・良好な軽い芝
・先行有利だが差しも届く
・内目の枠有利?
・瞬発力が要求される
〈ハーツコンチェルト〉
前走の若葉Sがあまりにも物足りない『0.3秒差・4着』。直線の短いコースや道悪の影響
など敗因はありますが、それまでの3戦を考えるとかなり不満の残る内容でした。
ただ、「思っている以上に勝負所で動けなかった」という松山騎手のコメントの通り、
2000mでもモタモタする場面がありました。
それだけに今回は2400mへの距離延長が非常に魅力的です。
東京コースは3走前の東京スポーツ杯2歳Sで、スタートで出遅れながら最後は
上がり最速『33.8秒』を使って追い込んでいることからも問題ありません。
陣営からは「これで負けたら仕方がないという状態。折り合いも完璧」と強いコメントが
出ています。ここはアタマで狙いたい存在です。
スキルヴィングは、前走のゆりかもめ賞で後続に『0.5秒差』をつける快勝。
2400mへの距離延長がプラスに働きましたし、ルメール騎手が「伸びしろがある」と
コメントしていたように更なるパフォーマンスアップも期待できそうです。
キャリア3戦全てで出遅れている点は不安材料ですが、このメンバーに入ると
同舞台実績が強みとなります。
ヒシタイカンは、6ヶ月半ぶりの実戦となります。
デビュー戦では上がり最速『33.4秒』という優秀な瞬発力を披露して、
今回最有力候補となるスキルヴィングを倒しています。
2400mへの距離延長がポイントとなりますが、堀師が「今回はフィジカル面では
十分に乗り込んで能力を出せる仕上がり。長距離適性は高く、気性が勝っている分、
反応も速い」と高評価している点は魅力的です。