《古馬マイル女王決定戦》 2023年5月14日(日)
【東京11R】ヴィクトリアマイル(GⅠ)
◎⑪ナミュール
◯③サウンドビバーチェ
▲②スターズオンアース
△⑥、⑯、⑫、⑧、⑦、⑮
〈Point〉
・5/13(土)は最後まで良馬場発表だった
・京王杯スプリングCでは早い時計、上がりがマークされた
・Bコース替わりで馬場レベルが上昇している
・5/14(日)も終日雨予報(稍重?)
・差し馬の台頭に注目
〈ナミュール〉
前走の東京新聞杯では、ゲートを決めたこともありますが、道中で5番手につける驚きの
先行力を披露しました。間違いなく軽い芝向きですし、1600mへの距離短縮が明らかに
プラスに働く好内容でした。レース運びにも成長を感じますし、横山武騎手からは
「この馬はGⅠ級」と強いコメントが出ていました。
今回は道悪の影響が最大のポイントとなりますが、2走前のエリザベス女王杯は重馬場で
『0.7秒差・5着』。2200mへの距離延長や内回りコースなどのマイナス材料が多かった
ことや道中で3回不利を受けたことを考えればよく走っています。
道悪がマイナスに働くのは確かですが、ベスト条件なら多少の道悪もこなせそうです。
「ここを目標に帰厩し、しっかりコンディションを整えてきた」という高野師のコメント
からも、3ヶ月半ぶりの実戦でも力を発揮できそうです。
展開と馬場を味方にした勝利ではありますが、叩き2戦目で巻き返しました。
道悪は(2.0.0.0)という実績からもプラス材料となります。
軽い芝はポイントですが、このメンバー構成で先行力を活かすことができればチャンスが
ありそうです。
スターズオンアースは、前走の大阪杯が非常に強い内容でした。
先行有利の展開をゲートで出遅れたにもかかわらず、上がり最速『34.4秒』を使って、
『ハナ差・2着』まで差し込んできました。力は間違いなく最上位です。
ただ、ルメール騎手は「2400mの馬かも」とコメントしていましたし、
今回は1600mへの距離短縮が心配材料となります。
それだけに雨は味方しそうですし、絶対にスタートを決めたいところです。