《宝塚記念の前哨戦》 2023年6月3日(土)
◎⑨アドマイヤハダル
◯②カラテ
▲⑪ヒンドゥタイムズ
△⑭、④、⑦、⑫、⑤
〈Point〉
・不良馬場からどこまで回復するか(重〜稍重想定)
・開幕週は先行馬と内枠に注目
・先行馬手薄
〈アドマイヤハダル〉
昨年の中山記念(0.4秒差・3着)の後、1年1ヶ月という長期休養がありましたが、
前走の都大路Sで『クビ差・2着/上がり33.1秒』と叩き2戦目で良化を示しました。
「まだ上積みが見込めそうだし、もっと走れていい」と鮫島克騎手がコメントしていた
ことからも、今回は更なるパフォーマンスアップが期待できそうです。
この阪神2000では若葉S勝ちを含む2戦2勝としていますし、重い芝も全く問題ありませ
ん。道悪がポイントとなりますが、陣営から「重馬場もこなせそうな走りをする」と
コメントが出ていますし、やはり『稍重』の皐月賞(0.6秒差・4着)が目立ちます。
相手強化でも過去の実績を見ると怖さを感じます。先行力も活かすことができれば。
カラテは、前走の新潟大賞典で重賞3勝目を挙げました。
斤量がかなり響く不良馬場でしたが、トップハンデ59kgを克服しての快勝でした。
今回は内回りコースとなりますが、中山実績がありますし、特に気になりません。
前走から2kg減の斤量57kgもプラス材料です。
辻野師の「前走後もダメージはなく、ケイコの動きが軽くなって、
さらに良くなっている」というコメントからは叩き2戦目の効果がありそうです。
内枠から先行力も活かしたいところです。
ヒンドゥタイムズは、2走前の小倉大賞典で重馬場を味方に勝利。
今回の阪神2000では(2.1.1.2)と好成績を収めています。
前走の大阪杯での大敗が気掛かりですが、斉藤崇師は「ずっと外を回らされたうえに
ペースが流れて苦しい展開だった」と敗因を分析しています。
ここは巻き返しに期待します。