【中山芝の馬場傾向】〜Aコース3週目(重い芝)〜
先週日曜12Rの2勝C(千六)が《1:33.0》の好時計。Sペースではありましたが、新馬戦では上がり33秒台をマークする馬もいました。馬場レベルの高い重い芝です。追い込みが決まるレースは見られましたが、先行馬の方が有利な馬場状態です。もちろん、内枠の馬にも注意が必要です。
【レースのPoint】
・牝馬限定のハンデ重賞
・波乱の可能性十分
・雨の影響はなさそう
穴推奨:②フィールシンパシー
⑤ミスニューヨーク
⑧ライトクオンタム(距離短縮歓迎)
⑯クリノプレミアム(千八ベストも中山巧者)
連軸候補:⑮コナコースト
アタマ狙い:⑥フィアスプライド(展開嵌れば)
<フィールシンパシー>
(3.2.0.5)という実績が示すようにマイルがベスト距離です。この中山1600mでも2勝を挙げています。前走の紅葉Sを《1:31.9》という驚きのタイムで勝利。好メンバーが揃っていましたし、決してフロックではありません。これを見ると軽い芝の方がベターと感じるだけに、時計の出る今の中山は大きなプラス材料となります。ハンデ53kgも魅力的ですし、絶好枠までゲットしました。
<ミスニューヨーク>
同一重賞3連覇が懸かります。昨年のターコイズSを制した後、得意舞台でも良いところが見られませんでしたが、前走の京成杯AHで再び存在感を示しました。M.デムーロ騎手が「もう少し時計が掛かってほしかった」とコメントしていた中での好走は評価できますし、やはり中山1600mの鬼です。56.5kgのトップハンデは仕方ありませんが、酷量ではないだけに、他馬との兼ね合いだけです。今回がラストランということで渾身の仕上げで来るでしょう。あとは、直線で外に出した方が伸びるタイプなので、内枠から上手く立ち回ることができれば。
<コナコースト>
ベストパフォーマンスは3走前の桜花賞。Hペースにもかかわらず、2番手追走からよく粘り込んでいます。その後の2戦を見ても、明らかに1600mがベスト。しかも、この馬のレース運びは間違いなく中山向きです。清水久師は「中山は特殊なコースだからできるだけ内がいい」と話していますが、残念ながら外枠を引いてしまいました。ただ、「ここを目標にしてきた。状態はいい」と牝馬クラシック後でも状態面に不安はありません。
【推奨買い目】
馬連:②-⑤⑮⑥⑧⑨⑯⑦⑬④①(総流し)
ワイド/馬単1着流し:②→⑤⑮⑥⑧⑨