【阪神芝の馬場傾向】〜今週からBコース(重い芝)〜
先週日曜11Rの朝日杯FS(千六)はジャンタルマンタルが勝利。前半3F《34.1秒》というHペースが刻まれたことで、上がりが《35.4秒》となりました。もう少し上がりが掛かっていてもおかしくないだけに、今開催は良好な馬場を保っていることが分かります。
今週からBコースを使用します。「正面直線の内柵沿いに軽微な傷みがありますが、全体的には良好な状態です」というJRAの発表からも時計面の高速化に注目したいところです。先行馬と内枠の馬の活躍に要注意です。
【レースのPoint】
・先行馬手薄
・ママコチャの取捨選択
穴推奨:④ウインマーベル
⑨エイシンスポッター
⑤ルプリュフォール
⑮ロータスランド
⑦ダディーズビビッド
アタマ狙い:⑰ウイングレイテスト(大外枠鍵)
<ウインマーベル>
4走前の京王杯SCで《0.1秒差・2着》。1200mでは時計面に限界があるだけに、1400mがベスト距離です。レースぶりにも安定感があります。前走のスワンSでも外枠から《0.4秒差・5着》とよく頑張っています。西村淳騎手が「前に壁を作りたかったが、作ることができなかった」と振り返っていたように、今回の内枠は大きなプラス材料となります。また、中山で好走しており、初の阪神も全く問題ありませんが、ゲートは絶対に決めなければなりません。
(4.4.0.2)という実績が示す通り、1400mの鬼です。前走のスワンSでも勝ち馬とは枠の差だけですし、負けて強しの好内容でした。この阪神1400mは4走前に京都牝馬Sを制した舞台。外目の枠に入ってしまいましたが、上手く立ち回ることができれば。
<エイシンスポッター>
前走の京阪杯で見せた強烈な上がり《32.2秒》。さすがの末脚です。追い込み一辺倒のタイプなので、1200mでは時計が掛からないと届かないだけに、1400mへの距離延長に魅力を感じます。重い芝+直線の急坂がある阪神はドンピシャの舞台。ただ、Bコース替わりなので少しでも展開は向いてほしいのが本音でしょう。
【推奨買い目】
3連複フォーメーション:④⑫-⑬⑰⑨⑩⑭⑤⑮⑦⑧⑪(総流し)