【中山芝の馬場傾向】〜Aコース4週目（重い芝）〜
土曜メインのフラワーCはミアネーロが《1:48.0》で勝利。パンパンの良でも時計が掛かります。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に可能な馬場状態です。また、3.4コーナーの内ラチ沿いの馬場損傷が進んでいますが、そこを通った馬もまだまだ伸びています。
【レースのPoint】
・皐月賞の前哨戦
・人気馬にも課題あり
穴推奨：⑦アレグロブリランテ
①ジュンゴールド（距離短縮歓迎）
②ルカランフィースト
⑤チャンネルトンネル
⑧ログラール
連軸候補：⑨コスモブッドレア
③ウォーターリヒト
アタマ狙い：④シックスペンス
＜アレグロブリランテ＞
福島1800mで新馬勝ち。マークした数字面は全て平凡でしたが、直線ではフラフラ走っていたように、これからの伸びしろを感じる内容でした。2戦目の萩Sは軽い芝で《1.0秒差・6着》と敗れてしまいましたが、前走の若竹賞で《0.2秒差・2着》。時計をかなり要する不良馬場を味方にしての巻き返しでした。明らかに重い芝1800mが合っています。
上原佑師は「やや臆病で幼さがあるけど、少しずつ改善されてきている。前回も気を抜かせず騎手がカバー。今回も最後まで集中して走れれば」と課題をコメントしていますが、時計を短縮することができれば怖さを感じます。
＜コスモブッドレア＞
前走の京成杯《0.1秒差・3着》はこのメンバーに入ると実績上位です。Sペースの展開利と同舞台2戦目による慣れでの好走でしたが、ペースはもっと流れた方がさらに良さが出そうです。
今回は1800mに距離が短縮されますが、レースぶりからはプラスに働いてもいいでしょう。石川騎手は「完成するのはまだ先だと思う」と話していますが、現状でも十分に勝ち負け可能です。
＜シックスペンス＞
中山1600mで2戦2勝。初戦でマークした上がりは《34.3秒》でしたが、ラスト1Fの脚は強烈でしたし、数字以上の強さでした。重い芝に替わった前走のひいらぎ賞でも瞬発力勝負で後続を完封しました。
今回は1800mへの距離延長が最大のポイントとなります。「距離は1F延びるぐらいなら大丈夫」という国枝師の見立てが正しければ。
【推奨買い目】
ワイド：⑦-①②④⑤⑧
3連複：⑦-⑨③-⑨③①②④⑤⑧（総流し）
