【中京芝の馬場傾向】〜Bコース2週目(重い芝)〜
先週日曜に行われた金鯱賞はプログノーシスが《1:57.6》という好時計で圧巻の走りを披露しました。上がり34秒台前半を要求される良好な馬場状態です。また、開幕週から差し馬の活躍も見られました。
【レースのPoint】
・Hペースになる可能性あり
穴推奨:⑬エイムフォーエース
⑮ダノンマッキンリー
⑥オーキッドロマンス
③サトミノキラリ
⑪ナムラアトム
連軸候補:⑨ソンシ
①ロジリオン
アタマ狙い:⑤シュトラウス
<エイムフォーエース>
2走前のジュニアCで中央初挑戦。《0.8秒差・6着》と内容は悪くありませんでしたし、中山での上がり最速《33.5秒》は驚きの決め手でした。前走のクロッカスSでも上がり最速《33.0秒》という切れ味を発揮して《0.1秒差・4着》。ペースが遅すぎて展開が向きませんでしたし、「前走で中央競馬を経験したことでペースに慣れていた。直線がスムーズだったらもっと際どかった」という本田騎手のコメントが価値を高めます。確実に中央で通用する力を示しています。
今回は少し上がりの掛かる中京がドンピシャに合う可能性を感じます。初の長距離輸送をこなすことができれば怖い存在です。
<ソンシ>
デビューから1400m戦しか使っていません。初戦からレース運びの上手さを見せ、2走前の万両賞では展開苦の《0.1秒差・2着》。特に前走の1勝クラスでマークした《1:20.9/33.0秒》は共に優秀な数字です。後続につけた3馬身差はSペースを考えれば圧勝の着差ですし、文句なしの2勝目と言えます。
軽い芝向きではありますが、開幕2週目の馬場レベルなら。
<シュトラウス>
前走の朝日杯FSではスタートしてからコントロールが利かず、大外枠から一気に先頭に立つ形に。2走前の東京スポーツ杯2歳Sでモレイラ騎手が教え込んだ折り合いがまた0になってしまうような乗り方でした。
それだけに、1400mへの距離短縮が大きなプラス材料になると感じますが、「本来はもっと長いところが良さそう」と北村宏騎手は分析しており、今後が難しくなりそうです。
3ヶ月の休養を挟みましたが、武井師からも「慎重に調整してきたが、不安な点が解消できない。速い流れになって我慢できれば」とトーンの低いコメントが出ています。安定性はありませんが、破壊力に期待したいところです。
【推奨買い目】
3連複:⑬⑮-⑨①-⑨①⑤⑬⑮⑥③⑪⑯(総流し)