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合同会社鷲田鷲男商店

過去のレースっぷりから、競馬歴12年の20歳がデータを駆使して「はてな」と「note」で予想を公開

2024『中山記念・阪急杯』レース回顧

先週の土日は3場共に雨の影響を受けました。中山記念で敗れた人気馬はここを使われての変わり身に期待したいところです。阪急杯の1・2着馬は良馬場の方がいいタイプ。ウインマーベルは高松宮記念ではあまり買いたくありません。

 

2/25()【中山記念

<レースのPoint>
・雨の影響で開幕週から《稍重
・1000m通過《58.6秒》のHペースで上がりを《37.6秒》要した

<1着・穴⑧マテンロウスカイ>
持続力タイプにはタフな競馬が合っています。2走前のリゲルSの内容からベストは1600mかなと思っていましたが、やはり1800mにも高い適性があります。

<2着・⑦ドーブネ>
勝ち馬から《0.3秒》離されてしまいましたが、このHペースを刻んだことを考えればよく粘っています。しかも、吉田隼騎手は「もう少しパンパンの馬場が良かった」とコメント。1800mへの距離延長もプラスに働いています。

<3着・④ジオグリフ>
条件が揃ってようやく復調を示しました。イクイノックスを負かした皐月賞以来の好走です。戸崎騎手は「こんな馬場でもスイスイ走っていた」と振り返っていますし、今は1800mベストに変化しているようです。

<4着・ア③ソールオリエンス>
「1800mのペースが忙しかった」と田辺騎手。それだけに道悪の影響が味方します。最後はG1馬らしい末脚を披露していましたが、レース前から大阪杯に照準を合わせているのは明らかです。

<5着・穴⑬マイネルクリソーラ>
1800mへの距離短縮での出遅れは痛恨でした。それでも道悪を味方によく差し込んできました。津村騎手も「この先、重賞を勝てる馬」と高評価しています。

<6着・⑪タイムトゥヘヴン>
中山へのコース替わり+1800mへの距離延長で驚きの好走を見せました。年齢を重ねた今なら得意の東京での1800m戦に大注目です。

<7着・軸⑨エルトンバローズ>
「この馬には厳しい馬場だった。終始のめっていた」(西村淳騎手)

<12着・穴②ソーヴァリアント>
「道中に力んだ分、最後に響いたよう」という武豊騎手のコメントから、今は重い芝のマイルがベストになっている可能性を感じますが、嫌な負け方です…。昔のような輝きは一切ありません…

 

2/25()【阪急杯

<レースのPoint>
・雨の影響で開幕週から《重》
・前半3F《33.9秒》(H)

<1着・①ウインマーベル>
開幕週の最内枠という最高の初期条件でしたが、問題は苦手な道悪でした。松山騎手も「重い馬場がそれほど得意な方ではないと思っている。開幕週の分、何とかこなしてくれた」と話しており、良なら更なるパフォーマンスが発揮できます。

<2着・ア⑯アサカラキング>
今回もハナを取り切りました。重馬場を考えると数字以上に厳しいHラップを刻んでいながら着差は《ハナ》しかありませんでした。相当なスピードと短距離適性を示していますし、負けて強しの好内容でした。ベストは1400mでしょうが、1200mでも楽しみです。ただ、控える形に対応できるかどうかが課題となります。

<3着・穴②サンライズロナウド
間違いなく1400mへの距離延長がプラスに働いています。過去にも道悪での好走実績があります。

<4着・⑨サトノレーヴ>
小崎騎手から「陣営から聞いていた通り、ダッシュ力はこの中でも抜けているくらい。距離や馬場も苦手な感じはなかった」と強いコメントが出ています。実はオーシャンSを目標に調整されており、今回の1400mへの距離延長は不本意でした。しかも、10ヶ月ぶりの実戦でしたし、1200mなら十分に重賞を勝てる力を持っています。

<6着・穴④ルプリュフォール>
直線のスムーズさを欠く場面が無ければ…。上がり最速をマークしながら差し届かないレースばかりだっただけに、道悪の1400mは合っています。

<9着・⑮ダノンティンパニー>
「馬場が違えば結果も違ったはず」(ルメートル騎手)

<10着・⑦スマートクラージュ>
「体的にまだ良化途上。距離は1200mの方がいい」(池添騎手)

<17着・穴⑱メイショウホシアイ>
「馬場が合わなかった。この馬の走りじゃなかった」(泉谷騎手)