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合同会社鷲田鷲男商店

過去のレースっぷりから、競馬歴12年の20歳がデータを駆使して「はてな」と「note」で予想を公開

2023【エリザベス女王杯/武蔵野S/デイリー杯2歳S/福島記念】レース回顧

ブレイディヴェーグがキャリア5戦目でG1制覇!!ノーザンファームがG1・10連勝!!京都芝に変化?良なのに特殊な福島芝。

 

11/12()【エリザベス女王杯

〈レースのPoint〉

・1000m通過《61.1秒》(S)

・Sペースなのに上がり33秒台マークされず=馬場レベルの低下

〈1着・軸①ブレイディヴェーグ〉

これでキャリア全てで出遅れてしまいましたが、今回は二の脚の速さでカバーすることに成功。1コーナーで5番手につけた時点で勝負ありです。もっと高い馬場レベルの方がベストですが、「緩い馬場を心配したが問題なかった」とルメール騎手はコメントしています。

〈2着・②ルージュエヴァイユ〉

距離負担を減らすために溜める競馬を選択。これなら2200mもこなしたとみて良さそうです。こちらももっと良好な馬場の方が合っています。

〈3着・③ハーパー〉

上位2頭とは違い、少し上がりの掛かる馬場は味方していますが、力差を感じる結果に終わってしまいました。これからの成長次第でどこまで詰まるか。

〈4着・穴⑪ライラック

戸崎騎手が「外目の枠の分、取りたい位置を取れなかった」と振り返っていますが、内枠3頭の決着によく差し込みました。しかも、上がり最速《34.2秒》をマークしており、負けて強しの好内容でした。

〈5着・⑦ジェラルディーナ〉

このペースになると出遅れとコースロスの影響が大きすぎます。「もう少しペースが流れてほしかった」(ムーア騎手)

〈6着・穴⑬サリエラ〉

「距離が200m短かったかも。馬場も軟らかかった」(マーカンド騎手)

 

11/11()【武蔵野S

〈1着・③ドライスタウト〉

今回は改めてマイル適性を確認することが最大のポイントでしたが、全く問題ありませんでした。文句なしの完勝。「思ったよりゴチャついたが、馬がよく我慢してくれた。最後は遊んでいたようにまだまだ余力がある」という横山武騎手のコメントがさらに価値を高めます。

〈2着・④タガノビューティー

近走内容を見ても重いダートの方がベターではありますが、上がり最速《35.6秒》で追い込んできました。軽いダートでもまだやれることを示したように、6歳が一番充実しています。

〈4着・⑩ケイアイシェルビー〉

前走が走る番だと思っていただけに、このメンバー相手に食い下がった内容は注目したいところ。よく頑張っています。

〈9着・軸①ペリエール〉

ここ2走の走りがあまりにも案外…。ルメール騎手も「ラスト150mぐらいで疲れてしまった」と具体性に欠けますし、力負けではない何かがあるはずです。一度、立て直す必要があるかもしれません。

〈11着・穴⑦タイセイサムソン〉

もしかしたら1400mベストなのかも…

 

11/11()【デイリー杯2歳S

〈レースのPoint〉

稍重発表

〈1着・②ジャンタルマンタル〉

内ラチ沿いから突き抜けて後続に2馬身差。強いの一言です。また、「直線は今日も余裕があった。デビュー戦の前に調教に乗せていただいた時から、この馬と必ず大きなところを獲るという気持ちでこの馬に携わらせていただいている」と鮫島克騎手がかなり惚れ込んでいます。

〈2着・穴⑩エンヤラヴフェイス〉

まだ軽い芝適性が分からないだけに、道悪はプラスに働きます。気性的にも外枠は最高の条件ですし、右回りも問題なくクリアしました。

〈3着・穴③ナムラフッカー〉

ハナ切れれば面白いと思っていた馬が驚きの差し込みを披露。マイルへの距離短縮もプラスに働いた印象です。

〈6着・⑨カンティアーモ〉

「前に馬がいる状況でゴーサインを出されたことがなかったのでそこに少し戸惑いがあった。これがいい経験になりそう」(マーカンド騎手)

〈7着・穴⑦ジューンブレア〉

「前進気勢が出過ぎていて、壁を作れれば良かったが、道中、力みっぱなしだった」と岩田望騎手。結果的に1600mは長すぎたようです。

〈8着・①クリーンエア〉

「パンパンの馬場の方がいい」(大野騎手)

〈10着・軸⑧フルレゾン〉

ここまで負けてしまうとは…。ムーア騎手から「相手が強かった。来年の方が馬は成長できる」と残念なコメントも出ています。

 

11/12()【福島記念

〈レースのPoint〉

・前半3F《34.6秒》(H)

・福島芝は良馬場でもかなり重い芝

〈1着・軸⑥ホウオウエミーズ〉

3着→3着→2着→1着で重賞初制覇。6歳でついに本格化を迎えました。「まさか重賞を勝つ馬に成長するというのはちょっとビックリ」(田辺騎手)

〈4着・⑬ウインピクシス〉

2000mのHペースを先行して粘ったのはこの馬のみ。地力強化が見られます。ベストの1800mなら牡馬相手にも好勝負可能でしょう。

〈7着・⑩グリューネグリーン〉

永野騎手が「直線でスムーズにスパートできなかった」と話しているように不利を受けました。やはり復調気配があります。

〈13着・④テーオーシリウス

好枠から先手主張。予想通りHペースとなりましたが、それ以上に「この馬にはもう少し軽い馬場の方がいいかも」という藤岡佑騎手のコメントに注目です。重い芝向きからこのコメントが出るぐらいの特殊な馬場ということです。

〈14着・⑭バビット〉

「次はもう少し溜める形でもいいかも」と内田騎手。厳しいかもしれませんが、面白さは感じます。