【中山記念(GⅡ)】
《Point》
・『1000m通過・60.0秒』というスローでも上がりの掛かる競馬に
〈1着・△⑪ヒシイグアス〉
前走後、生死をさまよった馬とは思えない強さ。
スローペースでも外枠から差し切った。
距離短縮は全く問題なかった。
〈2着・△⑬ラーグルフ〉
外枠や距離短縮などの厳しい条件でも『0.1秒差・2着』と好内容。
かなり力をつけている。
中山での連続好走だが、まだ軽い芝に注目したい。
〈3着・▲④ドーブネ〉
スムーズにハナ切れたことが良かった。
小回りコースでも先行力を活かした。
押し切って欲しいペースだが、武豊騎手から「最後は左にもたれたり、
フラフラ走っていた」とコメントが出ている。
〈4着・◯⑤シュネルマイスター〉
『馬体重+14kg』の影響かパドックでは太く見えた。
直線は詰まって脚を余してしまったが、あれが無ければもっと上の着順だったはず。
バシュロ騎手も「前が空いていれば、もう少し上に来られた。
小回りの中山もきつかった」とコメントしている。
〈8着・△③イルーシヴパンサー〉
直線は詰まって脚を余してしまった。
ただ、あの走りなら小回りもこなせる。
〈9着・◎⑥ソーヴァリアント〉
敗因は分からないが、力負けではないことは確か。
横山武騎手「追い出してからは、反応が全く無かった。何かあったのかもしれない」
〈11着・△①ダノンザキッド〉
最高のポジションから全く反応せず…
やはり中山は苦手意識があるのかも…
【阪急杯(GⅢ)】
《Point》
・『前半3F・33.9秒』という平均ペース
・外枠の追い込み馬には厳しい展開に
〈1着・◎⑪アグリ〉
重賞初挑戦だったが、4連勝で初制覇。
2番手から楽に抜け出す強い内容だった。
横山和騎手「まだまだ良化の余地を残している」
〈2着・⑤ダディーズビビッド〉
レース前の「どうも蹄を気にしているようで調教でも手加減して走っている感じ」という
千田師のコメントでは買えない。しかも3番人気だった。
ただ、結果的には勝ち馬に迫る2着。
浜中騎手「体が絞れていた。勝った馬を褒めるしかない。この馬らしい走りだった」
〈3着・△⑮ホウオウアマゾン〉
厳しい外枠から好位を取ることができた。
直線でもしぶとく伸びてきた。
〈7着・◯⑦グレナディアガーズ〉
今は溜める競馬が合っているのかもしれない。
ただ、岩田望騎手の「外へ張る場面が多々あって、脚が溜まっていなかった」という
コメントは気がかり。