《皐月賞の最重要トライアル》
2023年3月5日(日)
◎⑥タスティエーラ
◯①レヴォルタード
▲⑧セッション
△②、④、⑩、⑨
《Point》
・先行馬多い
・時計早い
・内目の枠有利
・前有利
〈タスティエーラ〉
前走の共同通信杯は、2走連続の東京1800mで『0.2秒差・4着』。
新馬戦の強さを考えると、物足りない内容だった。
ただ、レース後に福永騎手から「素質があるのは確か。父によく似ている」と
コメントが出たことで重い芝向きの可能性が出てきた。
今回は中山へのコース替わりが魅力。
堀師は「最後まで自分からハミを取っていた。止め際にDDSP(のどの疾患)の症状は
少し出ていたが、以前よりは楽になっていて、反応、息づかいは良かった」と
コメントしている。
距離延長・右回り・直線の急坂・小回りをクリアできれば。
レヴォルタードは、前走の未勝利戦を『1:59.4』という優秀な時計で勝利。
東京2000mだったが、1000m通過が『59.4秒』という早いペースで、
上がりが『36.1秒』も掛かる持続力勝負となった。
今回は初の重い芝だが、前走内容からは問題ない。
右回りも初めてだが、陣営の「左右差のない乗りやすい馬」というコメントからは
問題なさそう。
他にも「ジョッキーは引っ掛かる印象があったみたい」というコメントから
最内枠に入ったことは大きなプラス材料。
あとは、直線の急坂をクリアできれば。
セッションは、前走の若駒Sで上がり『34.4秒』という決め手を披露したが、
2走前の未勝利戦の内容から持続力勝負の方が合っている。
今回は中山へのコース替わりがプラス材料。
ただ、今の中山は時計が早いので、時計の短縮が要求される。
斉藤崇師は「調教の動きはすごくいいので、今後は絶対に走ってくる馬。
ここは試金石の一戦」とコメントしている。
初の長距離輸送をクリアできれば。