3/11(土)【中山牝馬S(GⅢ)】
《Point》
・1000m通過『60.1秒』(スロー)
〈1着・△⑧スルーセブンシーズ〉
これで中山は(4.1.2.0)という強烈な成績に。
距離短縮が最大のポイントだったが、勝ち時計の『1:46.5』は評価できる。
上がり最速『33.8秒』という優秀な瞬発力も披露。
ルメール騎手「楽勝だった。さらに相手強化されても通用しそう」
〈2着・⑫ストーリア〉
小回りコースに対応したが、ハンデ52kgは大きかった。
力は牝馬限定戦なら通用する。
横山武騎手「格上挑戦で、十分過ぎるぐらい頑張ってくれた」
〈3着・△⑤サトノセシル〉
1800〜2000mの重い芝向き。直線の急坂は問題なかった。
〈4着・△④アートハウス〉
ハンデ57kgは重かった。
ヨーイドンの競馬が得意な馬で、小回りコースは合わない。
中内田師「輸送で体が減っていたのもあった」
〈5着・▲⑨クリノプレミアム〉
物足りない内容。
M.デムーロ騎手「出していったら、馬がハミを噛んで、
そこで一生懸命走り過ぎてしまった」
〈8着・◎⑭ウインピクシス〉
スローで止まってしまった。重賞では力不足だった。
松岡騎手「最初の1完歩目でトモを滑らせ、リズムを崩してしまった」
〈11着・△⑩ラルナブリラーレ〉
期待の距離延長だったが、全くダメだった。1400mに戻して。
菅原明騎手「広いコースの方がいい」
〈13着・◯⑦エイシンチラー〉
三浦騎手「3コーナーの掘れている所に突っ張っていて嫌気が差してしまった」
3/12(日)【フィリーズレビュー(GⅡ)】
《Point》
・前半3F『33.2秒』(超ハイ)
・差し馬有利
〈1着・⑫シングザットソング〉
距離短縮で先行する驚きの競馬。
課題のゲートを決めたこととハイペースになったことが勝因。
今までのレースぶりからは想像できない好内容だった。
〈2着・▲⑮ムーンプローブ〉
明らかに距離短縮がプラスに働いている。
差し込んできたように、1400mなら自在性がある。
〈3着・◎⑨ジューンオレンジ〉
今回も出遅れてしまったが、距離延長で追走に余裕はあった。
富田騎手「我慢はしていたが、駐立が良くなくて、あのスタートになった。
直線は勝ったかという伸びだった」
〈4着・⑪ルーフ〉
1400mで差す形に対応した。この競馬なら1400mはもつ。
〈5着・△①イティネラートル〉
最内枠を引いたにもかかわらず、控える競馬で差し込んできた。自在性を見せた。
〈6着・◯⑬ブトンドール〉
差し切らないといけない展開だったが…
鮫島克騎手「右へのモタれがすごくて追えなかった」
〈7着・△⑭サラサハウプリティ〉
重賞では力不足だった。上がり掛かった方がいいタイプ。
菱田騎手「色々工夫しながら力を発揮できるようにしていきたい」
〈8着・△⑦ポリーフォリア〉
敗因が分からない。長距離輸送の影響はあったのか?
〈12着・△⑥リバーラ〉
このラップで2番手につけられるならベストは1200m。
〈16着・△⑩トラベログ〉
リバーラと同様、この馬も1200mベスト。
ただ、時計短縮が課題。
3/12(日)【金鯱賞(GⅡ)】
《Point》
・1000m通過『60.9秒』(超スロー)
〈1着・◯⑫プログノーシス〉
このペースでも差し切った、上がり最速『33.9秒』という決め手が評価できる。
川田騎手とのコンビが合っている。
非常に強い勝ち方だったが、川田騎手の「ゲートは出てくれた方。
パンパンの馬場の方が能力を発揮できるタイプ」というコメントから、
東京での走りに大注目だが、多頭数の競馬だと心配が増す。
〈2着・▲⑩フェーングロッテン〉
前走の中山金杯と同様、押し切らないといけないペース。
〈3着・△①アラタ〉
和田勇師「ジョッキーが気持ち良く行かせてくれて新たな一面を出せた」
〈4着・③ハヤヤッコ〉
良馬場のGⅡでよく頑張っている。
〈5着・△④ディープモンスター〉
団野騎手「直線はどうしても進路を見つけられなかった」
〈6着・⑨ポタジェ〉
岩田望騎手「最後は斤量差で脚が上がった」
〈7着・◎⑪ヤマニンサルバム〉
浜中騎手「前に馬を置きたかった。内枠が欲しかった」
〈8着・△②マリアエレーナ〉
直線で全く追わなかった。
フィリーズレビュー 3連複247.6倍的中!!