《牝馬クラシック第2戦》 2023年5月21日(日)
【東京11R】オークス(GⅠ)
◎⑥ゴールデンハインド
◯⑤リバティアイランド
▲⑯ドゥアイズ
△⑫、⑰、⑱、③、⑬、①、②、⑨
〈Point〉
・全馬初距離
・Bコース2週目でも早い時計、上がりがマークされた(5/20)
・先行勢の粘りも差し馬の台頭も可能
・馬場の内目はまだまだ使える
〈ゴールデンハインド〉
前走のフローラSで重賞初制覇。5F通過『60.8秒』という早めのペースでハナを切った
ことで持続力を活かすことができましたし、上がり『34.1秒』でまとめた点も
収穫でした。2000への距離延長が明らかにプラスに働いた勝利でした。
今回は2400への距離延長がポイントとなりますが、前走後に菅原明騎手が
「オークスの方が楽しみ」とコメントしていたことからも魅力的です。
他にも「自分の競馬をするだけ」と話しているように、
このメンバー構成なら大舞台でも好枠から持ち味を発揮できそうです。
強烈な瞬発力を繰り出す差し勢はいますが、前々で粘り込みを図りたいところです。
リバティアイランドは、今年の3歳牝馬の中では抜けた存在です。
前走の桜花賞では後方からの競馬となりましたが、直線では上がり最速『32.9秒』という
桁違いの決め手を披露しました。同時に距離の2400にもメドが立ちました。
中内田師は「一度使って動きがもうひとつ良くなった」と前走以上の状態面をアピール
しています。
牝馬二冠達成の可能性は高いですが、全馬初距離のGⅠですし、断然人気となる今回は
本命には推せません。
ドゥアイズは、近3走の内容から1600が短いことは明確です。
ただ、前走の桜花賞でも『0.6秒差・5着』と力は証明しています。
今回は待望の距離延長ですし、2走前のクイーンCで『クビ差・2着』と
既に東京実績がある点も強みとなります。
8枠16番に入ってしまいましたが、庄野師の「1.2コーナーでロスの少ないところを
取りたい」というコメントからも先行力を活かしたいところです。