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合同会社鷲田鷲男商店

過去のレースっぷりから、競馬歴12年の20歳がデータを駆使して「はてな」と「note」で予想を公開

2023【オークス・平安S】レース回顧

今週はオークス平安Sの振り返りです。

衝撃的な牝馬二冠達成でしたし、京都のダートに大きな変化が見られました!!

 

5/21(オークス(GⅠ)】

《Point》

・1000m通過『60.0秒』(全馬初距離のレースでは珍しい早めのペースに)

〈1着・◯⑤リバティアイランド〉

単勝1.4倍の断然に応える牝馬二冠達成。後続につけた『6馬身差』は1986年以降の

オークスの最大着差。勝ち時計の『2:23.1』と上がり最速の『34.0秒』も共に文句なしの

数字で、結果的には2400への距離延長は全く問題なかった。

川田騎手「今後のためにもここは2400をしっかりと走り切って、

     どれほど走れるかということも試したかったので、差はつく事は分かったが、

     ちょっと馬の動きを求めてみた」

〈2着・△⑫ハーパー〉

勝ち馬には突き離されてしまったが、2400への距離延長がプラスに働いた。

ルメール騎手「3.4コーナーで手応えはあまり良くなかったが、

                   勝ち馬の後ろはベストポジションだった」

〈3着・△⑬ドゥーラ〉

課題のゲートを決めたことが大きい。メンバー中第2位の上がり『34.1秒』は

勝ち馬と僅か『0.1秒差』。2400を味方にした好内容だった。

斎藤騎手「これくらいの距離が合っている」

〈4着・△①ラヴェル

こちらも課題のゲートを決めたことで、最内枠から最高の競馬ができた。

アルテミスS勝ちとオークス4着からも東京を得意としていることが分かる。

坂井騎手「今までで一番雰囲気が良いと感じた。最後は勝ちに行った分」

〈5着・△⑰シンリョクカ〉

吉田豊騎手「ずっと外を回らされてしまった」

〈6着・⑦ヒップホップソウル〉

2400への距離延長で良さを見せた。

津村騎手「すごい反応を見せ、一瞬これは!と思った」

〈7着・△⑨コナコースト〉

レーン騎手「スタートして隣の馬とぶつかってしまい、位置が後ろになってしまった」

〈9着・▲⑯ドゥアイズ〉

吉田隼騎手「スタンド前発走でイレ込んでいた。距離は合うと思ったんですけどね」

〈11着・◎⑥ゴールデンハインド〉

ハナを切る予想だったが、道中はまさかの5番手追走になってしまった。

菅原明騎手「前に馬がいるとハミが抜けてフワフワしてしまうので、

      無理してでもハナに行って突かれる方がいいかもしれない」

 

5/20(平安S(GⅢ)】

《Point》

・勝ち時計『1:59.8』とレースの上がり『39.4秒』は共にかなり掛かっている

・この日の京都は軽いダートとは思えないような数字がマークされた

〈1着・△②グロリアムンディ〉

前走のダイオライト記念とは全く違う条件の京都1900でも強い内容を残した。

しかも、他馬よりも重い58kgを背負っていた。

ただ、時計・上がりの掛かるダートになったことは味方した。

川田騎手「正直、あまりいい具合ではなく、前回より少ししんどさを感じる追い切り

     だった。素晴らしい状態ではない中、これだけのパフォーマンスができる」

〈2着・△⑪ハギノアレグリアス〉

勝ち馬と同様、時計・上がりの掛かるダートになったことが味方した。

〈3着・◯⑮ヴァンヤール〉

重賞ウイナー達と好勝負を演じた。馬場不問は大きな強み。

荻野極騎手「外枠でロスが生まれてしまった」

〈4着・◎⑩タイセイドレフォン〉

団野騎手「3コーナーで脚がなくなったが、最後まで頑張ってくれた」

〈8着・④ホウオウルバン〉

4コーナー14番手から上がり最速『38.7秒』をマークした内容は悪くなかった。

〈9着・△⑤ノットゥルノ〉

武豊騎手「直線に向いて、息切れという感じ。次は変わってきてくれる」

〈13着・△⑧ロードヴァレンチ〉

永野騎手「ゲート内でも左トモを残す感じ。精神的に苦しいところがあったのか…」

〈14着・▲⑯メイショウカズサ〉

浜中騎手「年齢的なものがあるのか…」