《サマースプリントシリーズ第1戦》 2023年6月11日(日)
【函館11R】函館スプリントS(GⅢ)
◎⑫ムーンプローブ
◯⑬ブトンドール
▲⑧リバーラ
△⑥、⑭、⑤、⑦、⑮、①(⑩、⑪)
〈Point〉
・時計、上がりが掛かっていた(6/10)
・先行有利(6/10)
・最高の馬場状態
・先行争い激化
〈ムーンプローブ〉
2走前のフィリーズレビューは、前半3F『33.2秒』というハイペースを味方に
『0.1秒差・2着』まで差し込んできました。間違いなく1400への距離短縮がプラスに
働きました。もちろん、前走の桜花賞は度外視できます。
今回は初の1200への距離短縮となりますが、1400からシフトするなら短い距離に
可能性を感じます。陣営も「1200ならより競馬はしやすい」とコメントしています。
ただ、ハイペースが予想されますし、後方からの競馬になりそうです。
それだけに開幕週でも時計が掛かっていた点がプラス材料となります。
3歳牝馬の斤量52kgも非常に魅力的です。
ブトンドールは、函館1200で2戦2勝。昨年の函館2歳Sを制しました。
ただ、どちらも稍重で持ち時計の『1:11.1』は非常に平凡な数字です。
今回は時計短縮が最大のポイントとなりますが、4走前のファンタジーSで『1:21.5』を
マークしていますし、あまり気になりません。
2走前のフィリーズレビューでは右へのモタれが出てしまい、もったいない競馬に
なってしまいましたが、池添師は「前走はリングバミの効果もありモタれる面は
さほど気にならなかった」と馬具の効果をコメントしています。
こちらも3歳牝馬で斤量は52kgです。
リバーラは、前走のフィリーズレビューで『0.6秒差・12着』と崩れてしまいましたが、
前半3F『33.4秒』は流石に早すぎました。あのラップを刻むならベストは1200です。
右前の蹄を痛めて桜花賞を回避しましたが、高柳瑞師の「今は脚元も問題ない」という
コメントは何よりです。
3走前のファンタジーSでブトンドールを倒していますし、開幕週の馬場を味方に
粘り込みたいところです。3歳牝馬3頭を評価します。
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