『世代最初の2歳重賞』 2023年7月15日(土)
【函館11R】函館2歳S(GⅢ)
◎⑫レガテアドール
◯⑬ベルパッション
▲⑮ゼルトザーム
△⑦、⑩、⑥、⑪、①、②、④
〈Point〉
・先週の函館芝はBコース替わりで馬場レベルが上昇。先行馬優勢だったが、ペースが
流れれば差し馬の台頭も可能
・7/15は終日雨予報(不良想定)で差し勢の活躍に注目
〈レガテアドール〉
新馬戦は《1.0秒差・6着》と平凡な内容でしたが、1200へ距離延長した2走目の未勝利戦
で一変。前半3F《33.6秒》というハイペースを早めに進出して押し切った内容も
濃いものでした。レース後に「僕の中ではこの馬で函館2歳Sへ行きたいと思っていた」
とコメントしていたように斎藤騎手は同馬をかなり評価しています。
稍重の影響もあり、上がり最速でも《36.4秒》と掛かっていたことや血統面からも
道悪の影響を大きく受ける馬場は魅力的です。
陣営は「苦しいところがあった前走よりも全然いい状態」と状態面の更なる上昇を
コメントしています。
ベルパッションは、同舞台で新馬勝ち。「今日はどんな勝ち方ができるかと考えていた。
すごくセンスがあった」と松田騎手はレース前からかなり自信があったようです。
コメントの通り、7頭立てでも道中はしっかり馬群に入れていましたし、多頭数になる
今回に大きく繋がります。
スタートは決めてほしいところですが、先行馬の多い組み合わせはプラス材料ですし、
能力は間違いなくここでも通用します。
あとは、「やってみないとですが、雨も関係ないと思う」という鞍上の見立てが正しけれ
ば。
ゼルトザームは、ダ1000で新馬勝ち。浜中騎手は「気の小さいところがありゲートを
出てからなかなか進んでいかないところがあった」とコメントしていましたが、
勝ち時計の《59.9秒》は評価できますし、最内枠の出遅れを克服しての快勝でした。
このレースぶりなら1200への距離延長は全く問題ありません。
「精神的な幼さが目立つ」という点は課題となりますが、ダートで勝ち上がっただけに、
雨の影響が大きくなりそうな今回なら重賞でも楽しみです。
【関連記事】
noteの推奨レースはこちら→https://note.com/washidawashio/n/n85a7fd8fe9d8