最終週を迎えた函館は雨の影響を大きく受けました。
7/16(日)【函館記念(GⅢ)】
〈1着・△⑨ローシャムパーク〉
近2走とは違い、今回はゲートを決めたことが大きかった。
ルメール騎手「こういう馬場でもいい反応。まだ伸びしろがある」
〈2着・⑦ルビーカサブランカ〉
2000への距離延長がプラスに働いた。道悪は苦手だが、稍重ならこなせる。
叩いた効果で確実に良化。
吉田隼騎手「牝馬でこのタフな馬場の中よく頑張ってくれた」
〈3着・◯⑧ブローザホーン〉
2000への距離短縮で道中はかなり置かれてしまった。
ラストは最内から凄い脚で迫ったが、届かず…。
岩田康騎手「最初からハヤヤッコの内に行けば良かった。少し迷った分で切り替える所が
出た。本当にエンジンが掛かったのは、ラスト1Fだった。
差が差だけに悔しい」
〈4着・⑪マイネルウィルトス〉
1年ぶりの実戦でも見せ場は十分。しかも、ゲートで出遅れるロスもあった。
丹内騎手「駐立でトモを落とすところがあったが、最後はいい脚を使ってくれた。
大幅馬体増だったが、見た目には太くなかった」
〈5着・◎③ハヤヤッコ〉
浜中騎手「一番影響したのは斤量。馬場は昨年ほど渋っていなかった」
〈6着・⑮アルナシーム〉
初の2000やコーナー4つの小回りコース、道悪などマイナス材料だらけで
よく走っている。これなら重賞でもやれる。
鮫島克騎手「良馬場でやりたかった」
〈9着・▲⑩アラタ〉
前半からの行きっぷりが悪すぎた印象。陣営は「ジョッキーは力を出したと言っていた。
他馬との比較で58kgが響いたのかな」とコメントしているが、あまりにも負けすぎ…。
〈10着・△⑬スカーフェイス〉
西村淳騎手「どこを捌こうか…と思った瞬間にダメな方向に行ってしまった」
〈11着・⑤ヤマニンサルバム〉
横山和騎手「右回りはダメではないが、左回りがベターかな」
〈14着・△①イクスプロージョン〉
和田竜騎手「右回りが良くないとかではなく、今日はスムーズに捌けなかった」
〈16着・△⑭テーオーシリウス〉
藤岡佑騎手「ハナに行けずおっつけ通し。一度もハミを取らなかった」
7/15(土)【函館2歳S(GⅢ)】
〈Point〉
・道悪の影響で《1:11.7》という平凡な勝ち時計に
〈1着・▲⑮ゼルトザーム〉
浜中騎手「ゴール直前で少し手綱を緩めた時に、馬も少し耳を立てて余裕がある仕草を
見せた。今日は馬場状態もかなりタフなコンディションになって、
そのアドバンテージもあったと思うので、芝に関しては今後判断していくべき
かなと思う」
〈2着・⑨ナナオ〉
西村淳騎手は「今日の馬場がこの馬にいいとは思わないし、適性の差もあった」と
コメントしているが、ここまでの3戦は全て目立たない時計での好走。時計短縮課題。
〈3着・△①スカイキャンバス〉
1200への距離延長+道悪でもよく粘っている。
良馬場のスピードを活かす競馬でさらに。
〈4着・◎⑫レガテアドール〉
斎藤騎手「一戦ごとにレースが上手になっている」
〈5着・⑧カレンナオトメ〉
黛騎手「3コーナーをリズム良く入れず、欲しいポジションに外から入られてしまい
リズムを崩した」
〈6着・△⑥バスターコール〉
ルメール騎手「他馬を怖がっていたし、この距離も忙しい。馬場も合わなかった」
〈7着・③チークタイム〉
和田竜騎手「囲まれる競馬になり直線は外に進路を探ったが、前がごちゃついて中を割る
形に。脚は使っている」
〈8着・◯⑬ベルパッション〉
松田騎手「馬場でしょうね。良馬場で改めて」
〈9着・△⑩アガシ〉
武豊騎手「落ち着いていると思ったが、元気がなかったのかも」
〈10着・△⑪コルルディ〉
鮫島克騎手「スタートから全然前に進んでいかなかった。前と横に馬がいてブレーキを
かけっぱなし」
〈13着・⑤ナスティウェザー〉
富田騎手「硬い馬場だったら結果も違った」
〈15着・△②ロータスワンド〉
藤岡佑騎手「馬場が悪くなってしまい、ダッシュがつかなかった。前走で揉まれる競馬を
しておらず、経験の差が出た」