【小倉芝の馬場傾向】〜Aコース2週目(良→軽い芝)〜
土曜4Rの未勝利戦(芝1200/牝馬)で《1:07.5》という開幕週では見られなかった
優秀な時計がマークされました。
先週同様、良好な馬場状態ですが差し馬は十分台頭可能です。
【レースのPoint】
・時計勝負
・展開予想が大事
◎③スティクス(ハナ切れれば)
◯⑨ママコチャ
▲⑱モズメイメイ
△④、②、⑮、⑯、⑰、⑩、⑭
〈スティクス〉
テンのダッシュ力が持ち味ですが、近2走は1000直でまさかの凡走。これで(0.0.0.4)と
なりましたし、1000直の適性がないということです。
今回は軽い芝1200への条件替わりに注目しています。実際、この小倉1200に《1:06.9》
という時計を持っています。
問題はここでもハナを切れるかどうか。モズメイメイ・ジャスパークローネとの兼ね合い
が鍵を握っています。ただ、この2頭の陣営からは『ハナにはこだわらない』といった
コメントが出ていますし、好枠の2枠3番なら先手を主張したいところです。
最軽量のハンデ52kgは非常に魅力的ですし、前走から着用しているブリンカーの効果で
ダッシュ力が戻っていれば怖い存在となります。
ママコチャは、初の1200戦。前半から早いペースで流れる競馬に対応できるかどうかが
最大のポイントとなります。前走の安土城Sではスローからの瞬発力勝負で同馬の強さが
際立ちましたが、道中はかなり折り合いを欠いていましたし、
1400で《1:19.0》・1600で《1:31.7》という強烈な持ち時計があることからも、
将来1200がベストになる可能性を感じます。アタマで狙いたい存在です。
モズメイメイは、前走の葵Sで抜群のロケットスタートを披露。外枠でしたが、
スピードの違いを見せつけました。レース後に武豊騎手が「これぐらいの距離の方が
良さが活きる。もうこの路線でいいと思う」とコメントしていたように、
1200適性の高さが分かります。
ただ、今回は大外枠を引いてしまいました。陣営は「ハナにはこだわらない」と
話していますが、ベストはハナを切る形だと思っています。
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