ママコチャがスプリンターズSを制覇!!その後、姉のソダシの電撃引退も発表されました。凱旋門賞ではスルーセブンシーズが大健闘の4着。やはり、良馬場なら日本馬にもチャンスがありそうです。
10/1(日)【スプリンターズS(G1)】
〈レースのPoint〉
・馬場レベルの低下→《1:08.0》と時計が掛かった
・ジャスパークローネとテイエムスパーダのハナ争い→前半3F《33.3秒》はそこまで早くないペース
〈1着・△⑥ママコチャ〉
1200m初勝利がG1に。現在のスプリント界が混沌としていることもありますが、1200m適性の高さを改めて示しました。スプリント界の主役候補が現れました。川田騎手は「スプリントのレースをもっと覚えていければ、もっと良い形で走れるようになる」と更なる成長を見込んでいます。
〈2着・△⑩マッドクール〉
坂井騎手は「着差が着差だけに悔しい」とコメントしていますが、道中で最内に入れる好騎乗でしたし、巻き返しに成功しました。
〈5着・△⑧メイケイエール〉
池添騎手から「正直なところ、このストライドは1200mの馬ではなく能力だけでカバーしてくれている」と非常に気がかりなコメントが出ています。
〈7着・△⑨アグリ〉
「馬場が軟らかかった影響もあったよう」と安田隆師。ただ、前走と同じようなラップでの追走で伸び切れなかった内容は物足りません。1400mの方が合っている印象もあります。
〈8着・③ピクシーナイト〉
期待したブリンカーの効果もあまり見られず…。また、戸崎騎手からも「正直なところ良い頃だったら自然と良いところにつけられたと思うが、道中はノメっていた。それでも、もう少し良くなる余地はある」と嫌なコメントが出ています。香港での大事故の影響は想像以上に大きいものとなっています。
〈11着・◎⑭エイシンスポッター〉
G1初挑戦でも時計の掛かる馬場ならと思いましたが…。
9/30(土)【シリウスS(GⅢ)】
〈レースのPoint〉
・ハンデ戦
・1000m通過《62.4秒》(Sペース)
〈1着・△⑭ハギノアレグリアス〉
トップハンデの58.5kgを心配していましたが、あっさりと跳ね返しての完勝。しかも、前哨戦でしたし、ここでは力が違いました。6歳馬ですが、岩田望騎手は「もっとパワーアップすると思う」と更なる成長を期待しています。
〈2着・△⑦アイコンテーラー〉
4コーナーを抜群の手応えで回ってきたのはこの馬でした。勝ち馬は強すぎましたが、こちらのハンデ55.5kgも軽くありませんし、3着に《0.6秒差》をつけたのはダート適性の高さです。また、課題の右回りも全く問題ありませんでした。
〈3着・▲③ヴァンヤール〉
上位2頭からは離される形でもしっかりと3着を確保。本当に相手なりに走るタイプで、大崩れしません。
〈4着・⑤フルヴォート〉
ハンデは味方していますが、ゴール前の伸びは一番目立ちました。「距離はむしろ長い方がいいのかも」と幸騎手。隠れた適性を見出しました。
〈5着・◎⑨カフジオクタゴン〉
「ゲートが決まらずポジションが後ろになってしまった」と坂井騎手。痛恨の出遅れでした。
〈7着・△⑩トウセツ〉
期待の距離延長ならもう少し走ってほしいところ。M.デムーロ騎手は「馬場も早く、前が止まらなかった」とコメントしていますが、舞台はパサパサの良馬場です。
〈10着・⑫クリノドラゴン〉
「久々で最後は少し苦しそうだった。次はいいと思う」と武豊騎手。
〈12着・◯①キリンジ〉
「ペースが上がると頭を上げて嫌がる素振りを見せていた。器用さがないので、多頭数は厳しい」と藤岡佑騎手。現状は外枠希望のようです。