【札幌芝の馬場傾向】〜今週からCコース(洋芝)〜
土曜3Rの未勝利戦(芝1200)の勝ち時計が《1:09.4》。早めの時計はマークされて
いましたが、Cコース替わりによる馬場レベルの上昇はあまりありませんでした。
ただ、1日を通して先行馬の活躍がかなり目立ちました。
【レースのPoint】
・ユニコーンライオンとアフリカンゴールドのハナ争い
・先行馬と内枠の馬に注目
◎⑧マテンロウレオ(鞍上魅力)
◯⑤ジャックドール
▲③ウインマイティー
△⑫、⑬、⑥、④、①
〈マテンロウレオ〉
2走前の大阪杯はジャックドールから《0.4秒差・4着》とよく頑張っています。
前走の天皇賞(春)でも《0.9秒差・5着》としているように、距離はもっと延びても
問題ありませんが、これまで重い芝2000という条件で実績を積んできました。
北海道の洋芝は今回が初めてですが、Cコース替わりの良好な馬場ならこなせそうです。
3ヶ月半ぶりの実戦となりますが、「戦ってきた相手を考えれば久々でもやれそう」と
昆師。また「精神的な難しさがなくなり、取りたい位置が取れるようになった」と
非常に良いコメントも出ています。横山典騎手がこちらを選んだ点も魅力的です。
連覇を狙うジャックドール。前走の安田記念《0.3秒差・5着》のレース後に「無謀な挑戦
ではなかったし、またマイルで頑張りたい」と武豊騎手はコメントしましたが、
やはり、大阪杯などを勝利している重い芝2000がベスト舞台です。
今回も控える形となりそうですが、全く問題ありません。追い切り後に「すごくいい。
さすがだなという感じ。一流馬の動きだった」とレジェンドは絶賛しましたし、
連覇は十分可能でしょう。
ウインマイティーは、トップハンデを背負った前走のマーメイドSで《0.1秒差・2着》。
1000m通過《57.3秒》という超ハイペースで流れたように、上がりの掛かる競馬が
合っています。また、「乗りやすくなっている。安定して走れているのは良い傾向」と
安定性が増している点も好感が持てます。
陣営は「すごく余裕があったし、力強かった。いい感じ」と話しており、一度使ったこと
で状態面の上昇も見込めます。
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