菊花賞トライアルの神戸新聞杯はレコード決着!!出資馬ロードデルレイは初めての重賞でも見せ場十分の走りで頑張ってくれました。距離適性が見えてきました。
9/24(日)【オールカマー(GⅡ)】
〈レースのPoint〉
・稍重寄りの良で勝ち時計は目立たない
・1000m通過《61.1秒》(Sペース)
〈1着・◯⑬ローシャムパーク〉
距離負担は問われない流れでしたが、2200mをクリア。完全に本格化した3連勝です。「大きな馬でトビが大きくずっと良いペースを維持して走ることができる」とルメール騎手。
〈2着・▲②タイトルホルダー〉
本調子時に比べると刻んだラップはかなり遅いもの。故障明けの今回は無事完走が最優先のテーマでした。「正直次を見据えた調教で、これだけの走りを見せてくれて、馬には本当に頭が下がる」と横山和騎手。
〈3着・△⑧ゼッフィーロ〉
ゲート決めたことは大きかったですが、強敵相手に上がり最速《34.7秒》をマークしています。これで前走以外は全て馬券圏内という安定感。相手なりに走るタイプです。「スムーズに出てくれて、うまく流れに乗れた」と戸崎騎手。
〈4着・⑭マリアエレーナ〉
溜める競馬なら2200mももつことが分かったのは収穫です。ゴール前の伸びは目立ちましたし、外枠のロスも跳ね返しました。牡馬相手+直線に急坂のあるコースでもよく頑張っています。
〈5着・△⑦ガイアフォース〉
やはり今は2200mが長すぎる印象です。
〈6着・△⑥ジェラルディーナ〉
スタートでの出遅れはありましたが、団野騎手は「ついていけなかった」と2200mでも忙しいことをコメントしました。
〈7着・△⑪ノースブリッジ〉
「休み明けの分はあったかもしれない。ここを使ってどう変わってくるか」と岩田康騎手。
〈9着・△⑮ウインマリリン〉
「年齢的なこともあって、良化がスローなところがあるが、前走からの上積みはあった」と松岡騎手。
〈11着・◎⑩エヒト〉
菅原明騎手は「ローシャムパークかマリアエレーナの位置が欲しかった」と振り返っていますが、それにしても負けすぎです。見せ場も全くありませんでした…。
9/24(日)【神戸新聞杯(GⅡ)】
〈レースのPoint〉
・レコード決着
・1000m通過《61.2秒》(Sペース)
・上がり《33.6秒》の決め手比べ
〈1着・△③サトノグランツ〉
川田騎手が「とてもいい雰囲気で成長を感じる返し馬ができた。これだけ上がりも全体時計も早い中、ついていくのに必死だったし、決してこういう競馬が得意ではない中、一生懸命走り勝ち切ってくれた」と時計の掛かる競馬も合うことを示唆したのは意外でしたが、上がり《33.1秒》をマークしているように、もちろん軽い芝向きです。
〈2着・⑥サヴォーナ〉
勝ち馬とはアタマ差の好勝負を演じました。これで阪神2400mでは(1.2.0.0)と好成績。ベスト条件とみていいでしょう。「成長面では上積みの余地がまだまだある」と池添騎手。
〈3着・△⑦ファントムシーフ〉
このペース・上がりなら押し切らないといけません。2400mが長いのか…。また、武豊騎手から「この馬には馬場が硬すぎるかも」と非常に嫌なコメントが出ています。
〈4着・◎④ロードデルレイ〉
「一瞬、差し切る雰囲気があったが、さすがに上位は強かった。ベストはもう少し短いところでもいいのかも。これからの成長が楽しみな馬」と坂井騎手。
〈5着・◯⑬ハーツコンチェルト〉
大外枠のロスはありましたが、ゲートを決めたことは収穫です。勝ち馬との着差も僅かですし、悪い内容ではありませんが、松山騎手は「思った以上に最後は脚を使えなかった」とコメントしています。
〈6着・⑫スマートファントム〉
課題の2400mでも上がり最速《32.9秒》をマーク。「この距離がベストではないかと思う。もっとゲートを出て、トモの張りが良くなってくれば、本格化して一線級とやれる」と岩田望騎手。
〈8着・▲⑧マイネルラウレア〉
ここまで時計・上がりが早くなると厳しくなります。「体は相変わらず緩い」と横山武騎手。
〈11着・△⑩ナイトインロンドン〉
「とにかく具合は良く自分の競馬はできたが、先に止まったのはショックだった」と和田竜騎手も敗因を掴み切れていません。