合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2023【京成杯AH/セントウルS/紫苑S】レース回顧

先週は京成杯AHで3連複をゲット!!

ウイングレイテストがアタマなら最高でしたが…(笑)

 

9/10(京成杯AH(GⅢ)】

〈レースのPoint〉

・前半3F《34.6秒》(Mペース)

〈1着・▲②ソウルラッシュ〉

着差は僅かクビ差でしたが、59kgの重ハンデを克服しての勝利。前哨戦としては文句なしの強さでした。

〈2着・◎⑩ウイングレイテスト〉

最後は勝ち馬の地力に屈する形に。ハンデも2kg差ありましたし、着差以上の完敗でした。「スタートも良くブリンカーの効果もあった。もうひと押し利くと思ったが、勝ち馬が強かった」と松岡騎手。

〈3着・③ミスニューヨーク〉

スタートを決めて道中4番手につける驚きの先行力を披露。近走は年齢の衰えを少し感じる内容が続いていましたが、まだまだ終わっていないことを証明しました。また、《1:31.7》で走破したことも驚きました。「もう少し時計が掛かって欲しかった」とM.デムーロ騎手。

〈4着・△④メイショウシンタケ〉

間違いなく直線の長いコースの方が合っていますが、小回りの今回でも上がり最速《33.2秒》をマーク。本格化でしょうか。

〈6着・△⑦グラニット〉

このペースを考えると粘りは物足りません。時計勝負は合わない印象です。

〈7着・△⑤インダストリア〉

鞍上のルメール騎手は「今日のような馬場で後ろからになると厳しい」とコメントしましたが、それにしても負けすぎです。

〈9着・△⑧アスクコンナモンダ〉

西村淳騎手は「今日は暑さが堪えたかも」と状態面をコメント。間違いなく直線の長いコースの方がベターですし、度外視可能です。

 

9/10(セントウルS(GⅡ)】

〈レースのPoint〉

・前半3F《33.5秒》(Sペース)

・人気馬の負け方が心配

〈1着・⑪テイエムスパーダ〉

楽逃げを打てたことは確かですが、近走内容とは全く違う走りを見せました。やはり、同型馬がいないのは大きいということでしょう。「この馬の形の競馬ができれば強いと思っていた」とコメントした富田騎手は嬉しい重賞初制覇!!

〈2着・△⑧アグリ〉

4コーナー12番手から上がり最速の《32.4秒》という強烈な末脚を発揮。これで1200mも問題ありません。

〈3着・△⑭スマートクラージュ〉

ペース不問を強みに安定感抜群も抜群です。岩田望騎手は「内枠でもう一つ前のポジションだったら…」と初期条件をコメント。

〈5着・△①ロンドンプラン〉

「大型馬で気持ちもおっとりしていて、出負け気味になってしまった。もう少し距離があってもいいかも」と吉田隼騎手。

〈6着・△⑤ジャングロ〉

長期休養明け2戦目でしたが、あまり変化は見られませんでした…。不満が大きく残る結果に。武豊騎手も「上手く出られたらハナを狙っていた。直線は伸びそうで、スパッとは切れなかった」と淡白なコメント。

〈7着・△⑦エイシンスポッター〉

「前回の経験を活かしてゲートを出てから出鞭を使うような感じ」と角田河騎手は話していますが、やはりこの馬は溜めるだけ溜めた方が力を発揮するタイプです。

〈8着・◯⑩ピクシーナイト〉

戸崎騎手は「前々で競馬したかったが、スタートで躓いてしまった。馬体重10kg増の分もあったかも」とコメントしていますが、あまりにも負けすぎです。正念場の一戦だと思っていただけに、非常に残念な結果に終わってしまいました…。

〈10着・▲⑥ビッグシーザー〉

こちらも、非常に物足りない内容です。幸騎手も「具合も良かったし、どうして伸びなかったのかは分からない」と敗因を掴み切れていない感じ。

〈13着・◎④ドルチェモア〉

初の1200mで一変に期待しましたが、全く対応できませんでした。3連勝で朝日杯FSを制覇した後、成長が全く見られません…。

 

9/9(紫苑S(GⅡ)】

〈レースのPoint〉

・1000m通過《58.1秒》(Hペース)

・時計面からは道悪の影響全く感じない

〈1着・△②モリアーナ〉

4コーナー14番手から豪快な追い込みを決めました。展開の恩恵はありましたが、上がり《34.3秒》はダントツのものですし、とにかくこの馬の切れ味が目立ちました。重い芝も問題なくこなしますが、この走りを見ると軽い芝の方に高い適性がありそうです。「今日は休み明けの分、体の使い方がモタモタしていたが、最後まで大事にしていた分、良い感じで弾けてくれた」とコメントした横山典騎手の好騎乗が光りました。

〈2着・◯③ヒップホップソウル〉

先行して上位を確保したのはこの馬のみ。展開苦でよく粘っています。軽い芝も問題ありませんでした。「100点の競馬ができたが、勝ち馬は120点だった」と横山武騎手。

〈3着・⑬シランケド〉

展開は向いていますが、強敵相手に大健闘の3着です。国分恭騎手が「レースとしては1番強い競馬をした」と話しているように、外枠で出遅れるロスの多い競馬でよく追い込んでいます。

〈5着・⑦ミシシッピテソーロ〉

「距離が長かった。適性距離なら重賞でもやれる」と石川騎手。

〈9着・△⑮エミュー

「瞬発力が足りなかった」とM.デムーロ騎手。大得意の中山でしたが、軽い芝は合わないようです。

〈10着・▲⑭グランベルナデット〉

「3コーナー過ぎから脚がなくなった」と松山騎手。