【京都芝の馬場傾向】〜Cコース2週目(良→軽い芝)〜
先週のマイルCSはナミュールが上がり最速《33.0秒》の瞬発力で差し切り勝ち。ただ、《1:32.5》という勝ち時計が示すように、パンパンの良馬場ではありませんでした。今週は週中から安定した天候なので、先週以上のタイムがマークされそうです。先行馬の粘りも差し馬の台頭も可能なコンディションです。馬場の内目からもまだ伸びています。
【レースのPoint】
・誰が先手主張?
・内回りコースでは持続力も必要
穴推奨:⑥パワーホール
③キープカルム
⑩プレリュードシチー(内回り好感)
⑭カズゴルティス(控える形どうか)
⑫ディスペランツァ(ゲート決めれば)
連軸候補:⑤シンエンペラー
アタマ狙い:①オールナット(良馬場でさらに)
<パワーホール>
初戦はハナを切って上がり最速《34.5秒》をマーク。洋芝でもいい瞬発力を披露しただけに、洋芝に道悪が加わった札幌2歳Sの敗戦は仕方ありません。着差の《0.7秒》も気にしなくてOKです。
今回は楽しみな軽い芝替わり。直線の長いコースもチェックしたいところですが、今まで以上の走りを期待します。1800mの持ち時計が目立たないだけに、2000mへの距離延長も好感が持てます。
<キープカルム>
京都1800mの新馬戦で《0.4秒差・2着》。勝ち馬『ジャンタルマンタル』はその後、デイリー杯2歳Sを制覇していることからも前走の未勝利戦は順当勝ちと言えます。走破時計の《2:01.0》・上がり《33.8秒》は好バランスですし、2000mへの距離延長がプラスに働いています。また、同舞台を経験している点は2歳戦において、大きな強みとなります。
<シンエンペラー>
全兄に凱旋門賞馬『ソットサス』がいるという欧州血統。それだけに、軽い芝で見せた《33.8秒》の切れ味は意外でした。強いパフォーマンスでしたが、横山武騎手は「抜け出してから左右にフラフラしていたのでそこが今後の課題」とコメント。余裕十分の勝ち方だったことが分かります。
血統的には内回りコースは全く問題ありませんし、2000mへの距離延長も良さそうです。持続力を要求される条件で更なる良さを見せる可能性を感じます。右回りをこなすことができれば。
【推奨買い目】
3連複2軸:⑤⑥-③①⑩⑭⑨⑬⑫⑦②④(総流し)