【京都芝の馬場傾向】〜Bコース2週目(良→軽い芝)〜
土曜は雨の影響を受けましたが、午前中に稍重へ回復。12Rの2勝C(千四)で《1:21.2》がマークされたように、軽い芝と考えて良さそうです。先行馬の活躍が目立ちましたが、差し馬の台頭も可能です。馬場の内目を避けて通るレースも見られましたが、デイリー杯2歳Sでは最内を通ったジャンタルマンタルが勝利しており、まだまだ内ラチ沿いは生きています。
【レースのPoint】
・日曜は良馬場へ向かう
穴推奨:⑪ライラック
⑭マリアエレーナ
⑬サリエラ(右回りどうか)
連軸候補:①ブレイディヴェーグ
〈ライラック〉
軽い芝の府中牝馬Sでここまで走れるとは驚きました。鞍上の戸崎騎手も「東京コースのような決め手勝負になっては分が悪いと思っていた」とコメントしていたくらいです。それでも上がり《33.0秒》の瞬発力を発揮して軽い芝に対応しました。力は牡馬相手にも通用するものがあります。
昨年のエリザベス女王杯で好勝負を演じているように、2200mへの距離延長はもちろんプラスに働きますし、「また一段上がっていることを感じた」と追い切り後の戸崎騎手。叩き2戦目による更なるパフォーマンスアップが期待できます。
〈ブレイディヴェーグ〉
キャリアは僅か4戦ですが、1番人気に支持されそうです。同馬の持ち味は一級品の豪脚。前走のローズSでも4コーナー13番手から上がり最速《32.9秒》という強烈な決め手で追い込んできました。非常に強い内容ではありますが、これまでスタートを決めたことがありません。ルメール騎手も「スタートは上手ではない」と話していましたし、今回も間違いなく出遅れるでしょう。それだけに、2200mへの距離延長でカバーしたいところです。最内枠を克服できれば。
〈マリアエレーナ〉
前走のオールカマーで溜める競馬なら2200mをこなせることが分かりました。外枠のロスがあったにもかかわらず、ゴール前の伸びは目立っていました。
また外枠を引いてしまいましたが、平坦コースの軽い芝はベスト条件です。牝馬限定戦なら面白い存在となります。
【推奨買い目】
3連複2軸:①⑪-⑭⑬③⑨②⑦⑤⑩(総流し)