【札幌芝の馬場傾向】〜Cコース3週目(洋芝)〜
重馬場で行われた先週日曜11RのキーンランドC(1200)が《1:09.9》。お昼過ぎの激しい雷雨の影響で時計、上がり共にかなり掛かっていました。差し馬の台頭は十分可能な馬場状態です。また、馬場の内目を空けるレースが多く見られました。
【レースのPoint】
・時計面の変化(良馬場想定)
◎④セットアップ(ハナ切れれば)
◯⑨ガイアメンテ
▲⑧パワーホール
△③、⑩、⑥、⑦
〈セットアップ〉
今回と同じ札幌1800の未勝利戦を逃げ切り勝ち。1000m通過《60.9秒》という2歳馬としては早めのペースで大逃げを打ったように持続力に秀でていることが分かりますし、好時計の《1:48.5》をマークしました。
ここでもハナを切りたいところです。「使った影響でイレ込んだりはないし、ここも自分の競馬に徹したい」と陣営はコメントしていますし、継続騎乗なら期待できます。
ガイアメンテは、重馬場の新馬戦を勝利。時計面は目立ちませんが、「ストライドが大きくて力強く安心して乗っていられたしそれぐらいの好素材。今後が楽しみ」と武豊騎手が絶賛していました。このコメントから良馬場でさらに高いパフォーマンスを披露する可能性を感じます。
パワーホールは、新馬戦で1000m通過《64.4秒》という超スローペースを刻みましたが、上がり最速《34.5秒》の決め手は評価できますし、後続を4馬身突き離しました。瞬発力を活かす競馬が合っているだけに、今回は控える形となりそうです。また、昆師から「これだけの素材はなかなかいない」とかなり強気なコメントが出ています。
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