【阪神芝の馬場傾向】〜Aコース3週目(重い芝)〜
16日(土)は雨の影響により終日、稍重でレースが行われました。時計面の変化に注目していましたが、10Rの甲東特別(千六)で《1:33.7》。12Rの1勝C(千八)ではレースの上がりが《34.0秒》と決め手を要求されました。今の馬場レベルの高さを物語っています。先行馬の活躍が目立ちましたが、差し馬も台頭可能です。また、内枠の馬に注意が必要です。
【レースのPoint】
・良馬場へ回復するかもしれないが、パンパンまでは厳しい
・キャリアの浅い2歳馬は課題も多い
・セットアップの大逃げ?
穴推奨:⑭ジューンテイク
⑦オーサムストローク
⑮エンヤラヴフェイス
⑬ナムラフッカー(上がり掛かれば)
アタマ狙い:①エコロヴァルツ(課題多いが不気味)
⑥セットアップ(持続力活かして)
<ジューンテイク>
前走のこうやまき賞でマイル適性を見出しました。勝ち時計の《1:34.0》は悪くありませんし、上がり《34.7秒》は特筆すべきものではありませんが、メンバー中最速でした。先行して抜け出すというレース運びも好感が持てます。
中京で2勝を挙げているように、重い芝の方がベター。ただ、キャリアで3回出遅れており、スタートは絶対に決めなければいけません。瞬発力勝負では分が悪い点と外枠を考えると、少しでもペースが流れてほしいところです。
<オーサムストローク>
中山1600mで未勝利を突破。第2位の上がりを使っているように、ただの逃げ切りではなく、最後までしっかりと伸びていることが分かります。
持続力タイプかと思っていただけに、前走のベゴニア賞で披露した上がり《33.3秒》という決め手には驚きましたし、控える形に対応したことも収穫となりました。まだ、どちらに高い適性があるのかは分かりませんが、ペース不問という強みがあります。また、函館から札幌への輸送を経験しており、関西への長距離輸送はクリアできて良いでしょう。時計面を短縮することができれば。
<エンヤラヴフェイス>
中京1600mの新馬戦でマークした《1:35.3/34.3秒》が好バランス。2戦目の新潟2歳Sは崩れてしまいましたが、菱田騎手は「他馬に前に入られたら、推進力がなくなってしまった」とコメントしました。そして、前走のデイリー杯2歳Sでは外枠を味方にスムーズな競馬ができたことで、《0.3秒差・2着》と巻き返しに成功。道悪もプラスに働きましたが、右回りもクリアしました。
今回も外枠をゲット。少しでも上がりが掛かれば差し込むシーンがありそうです。ただ、時計面の短縮は要求されます。
【推奨買い目】
馬連/ワイド流し:⑭-⑦⑮⑬①⑥⑰③⑩⑤⑫(総流し)