【東京芝の馬場傾向】〜今週からCコース(良→軽い芝)〜
先週日曜10RのユートピアS(千八)で《1:46.1》。33秒台前半の上がりがマークされたレースもあったように、引き続き良好なコンディションを保っています。
しかも、今週からCコースを使用。「柵の移動により傷んだ箇所は概ねカバーされ、全体的に概ね良好な状態」というJRAの発表からも、更なる馬場レベルの上昇が見込めます。ただ、雨の影響がどうか。金曜に《35mm》の雨量を計測していますが、稍重発表。土曜は終日晴れ予報ですし、良へ回復する可能性があります。
【レースのPoint】
・時計面の高速化
・先行馬の巻き返しと内枠の馬に注意
・決め手比べ
・超出世レース
穴推奨:④ミカエルパシャ
①シュバルツクーゲル
②サークルオブジョイ(時計面好バランス)
⑤ショウナンラプンタ(左回り歓迎)
連軸候補:③ファーヴェント
アタマ狙い:⑧シャンパンマーク(決め手優秀)
<ファーヴェント>
新潟1800mのデビュー戦で上がり最速《33.4秒》という優秀な切れ味を披露しました。「着差以上に強い競馬で素質は相当なものがある」と松山騎手がコメントしていたように、3ヶ月半の休養による成長を期待できそうです。初戦と全く同じ条件の東京1800mなら最有力候補でしょう。
<ミカエルパシャ>
初戦はハナを切って上がり最速《34.6秒》をマークしましたが、1000m通過《65.2秒》というSペースに恵まれた印象です。ただ、稍重だったことを考えれば瞬発力は悪くありません。また、レース後の松山騎手は「押し出されるようにハナへ。ずっと脚は溜まっていた」と控える形にも対応できたことを示唆していました。
橋口師は「20㌔くらい増えて体は成長しているし、大人びた雰囲気になってきた。フットワークから良馬場ならより良さそう。前向き過ぎるところは気になるが、トビが大きく東京はいいはず」と高評価。1800mへの距離短縮も問題なさそうですし、内枠を上手く克服できればチャンスを感じます。軽い芝での決め手強化に注目です。
<シュバルツクーゲル>
中山2000mで新馬勝ち。勝ちっぷりは悪くありませんでしたが、時計面の《2:04.0/35.0》はともに平凡です。それだけに、軽い芝で良さを出してほしいところ。もちろん、1800mへの距離短縮や左回り、直線の長いコースも初めての経験で希望的観測とはなってしまいますが、控える形はクリアしており、最内枠は問題ありません。
【推奨買い目】
3連複2軸:③④-⑧⑨①②⑤⑥⑦(総流し)