今年の2月で定年となる安田隆師と中野師の管理馬が重賞制覇!!京成杯の上位2頭はクラシックでの活躍を期待したい存在です。小倉芝は絶好のコンディションで開幕しました。
1/14(日)【日経新春杯】
<レースのPoint>
・先行馬2頭がまさかの競り合い
・1000m通過《58.3秒》のHペースで上がりが《36.4秒》掛かった
<1着・⑧ブローザホーン>
前走の京都大賞典では心房細動を発症してしまいましたが、今回は本来の走りを発揮。上がりの掛かるタフな競馬は大得意です。今年の天皇賞(春)では有力候補の一頭になりそうです。
<2着・軸⑬サヴォーナ>
「成長して力を付けているところを見せてくれた」(池添騎手)
<3着・⑭サトノグランツ>
57.5kgという非常に重いハンデを背負いながら、勝ち馬から《0.3秒差》とよく頑張っています。しかも、33秒台前半の上がりを持っているように、今の京都の重い芝も合っていません。川田騎手も「想定していたよりとても良い内容で走れた」と褒めています。
<4着・⑦ハーツコンチェルト>
ダービー3着の実績を考えればハンデ55kgは恵まれたものでしたが、内容はかなり物足りません。松山騎手も「手応えがあっても前を交わせなかった。もっとやれる馬だと思いますが…」と敗因を掴めていません。
<5着・穴⑨カレンルシェルブル>
2400mへの距離延長がプラスに働いているのは確か。ただ、ここまで上がりの掛かる競馬ならもっと伸びてもいいのでは…
<8着・ア④リビアングラス>
もっと崩れていてもおかしくない展開です。さすがは持続力の塊。ただ、この乱ペースでも引っ掛かっていたように、今はハナを切ることが絶対条件になっている可能性があります。
1/14(日)【京成杯】
<レースのPoint>
・1000m通過《60.7秒》(S)
<1着・穴⑭ダノンデサイル>
これまで3戦中2戦でスタートの出遅れが響き、後方からの競馬となっていただけに、今回は外枠が最大のポイントでしたが、ゲートを決めたことで好位追走が叶いました。横山典騎手からは「(中山のコーナー4回は)あまり向いているとは思わない」とコメントが出ています。広いコースでさらに良さが出る可能性があります!!
<2着・ア⑥アーバンシック>
これでキャリア全てでスタートの出遅れとなってしまいましたが、最後は物凄い末脚で猛追してきました。マークした上がりはなんと《33.9秒》!!確実に東京がベストコースです。「勝負所で内にモタれて、最後はその分の差」(横山武騎手)
<3着・穴⑩コスモブッドレア>
展開利と同舞台の経験値が活きた3着。もっと早いペースで持続力の流れになってほしかったところです。
<4着・⑧ハヤテノフクノスケ>
同馬ももっと早いペースで流れた方がいいタイプです。「コーナーでバランスを崩してしまった」(岩田望騎手)
<7着・②バードウォッチャー>
明らかに中山コースが合っていません。また、ルメール騎手は「まだ緩い。+10kg、重たかった」と振り返っています。
<8着・穴④エコロマーズ>
「+20kgは成長分」と内田騎手。重賞では力不足を露呈する形になってしまいましたが、単勝200倍を超える人気薄だったことを考えればそこまで悪い内容ではありませんでした。
<12着・⑮ジュンゴールド>
「全体的に少し力みがあった」と坂井騎手。2000mへの距離延長はマイナスに働いています。
1/13(土)【愛知杯】
<レースのPoint>
・1000m通過《57.4秒》(H)
・開幕週の絶好馬場でも前崩れ
<1着・軸⑫ミッキーゴージャス>
走破タイム《1.57.9》。さらに時計面の短縮に成功しました!!近走の成長ぶりは目を見張るものがあります。それでも、川田騎手から「追い切りではとても素晴らしい背中をして、良い動きもできるが、競馬場に連れてくると、まだそれを出すに至らない体。もっと時間が経って成長してくれば、そういう面も解消されてきて動けるようになる」とコメントが出ています。
<2着・③タガノパッション>
内枠とハンデ、展開を味方にした好走。確かに小倉には好走実績がありますが、ベストは1800mですし、積極的には狙えません。
<3着・②コスタボニータ>
「ラスト200mで甘くなってしまった」と鮫島駿騎手。1800mベスト確定です。
<6着・穴⑬フラーズダルム>
「3.4角で接触があり、バランスを崩したものの、よく盛り返した」(斎藤騎手)
<7着・穴⑧ローゼライト>
乱ペースに巻き込まれたようには見えませんでしたが、結果的には影響があったということでしょう。また、3.4コーナーで2回バランスを崩すシーンもありました。
<8着・⑦ルージュスティリア>
「いい位置で運んで勝てると思ったが、直線でフラフラした。距離はマイルぐらいがいいのかな」(モリス騎手)