世界ランク1位vs3冠牝馬の対決は想像以上にあっさりと決着がつきましたが、歴史に残る一戦となりました!!引退のパンサラッサは最後までらしさ全開の走り。次はどんな個性の強い馬が現れるのか注目です!!
11/26(日)【ジャパンC】
<レースのPoint>
・1000m通過《57.6秒》はパンサラッサにとって早すぎるペース
<1着・軸②イクイノックス>
今回は上がり《33.5秒》という自慢の瞬発力を存分に発揮。しかも、ノーステッキで3冠牝馬を4馬身突き離しました。少しの欠点も見つかりませんし、これで完全に敵なしの状態となりました!!
<2着・ア①リバティアイランド>
イクイノックスを逆転するなら斤量54kgのこの馬しかいませんでしたが、ここまで力差があるとは…。ただ、勝ちに行く競馬でもしっかりと2着を確保したあたりがさすが3冠牝馬です。
<3着・⑰スターズオンアース>
ビュイック騎手は外枠から先団につける最高の立ち回りを見せました。牡馬相手のG1でも勝てる力を持っています。
<4着・⑤ドウデュース>
力は示しましたが、ベストはもう少し短い距離でしょう。
<5着・穴③タイトルホルダー>
横山和騎手が「瞬発力のある馬にやられたが、良い時の雰囲気に近づいている」と話しているように、もっと踏んでいかないと良さは出ませんし、まだMAXのデキではありませんでした。=大目標の有馬記念に向けて徐々に仕上げている段階ということです。
<7着・穴⑨ヴェラアズール>
昨年とはメンバーレベルが違いすぎた点と状態面もどうだったのか。また、ドイル騎手は「昨年のように凝縮した展開が理想」とコメントしています。
11/26(日)【京阪杯】
<レースのPoint>
・前半3F《33.7秒》/後半3F《33.7秒》(イーブンペース)
<1着・軸⑰トウシンマカオ>
外枠を跳ね返す完勝。上がり《32.7秒》の末脚は目を引くものがありました。58kgも克服したように、ここでは力が違いました。やはり、今は1200mベストです。
<2着・軸⑩ルガル>
今回も若干の出遅れ。ゲートを改善できればかなりの活躍が期待できそうなんですが…
<3着・⑥エイシンスポッター>
強烈な上がり《32.2秒》はこの馬の武器です。一戦ごとに人馬とも成長しています。もう少し時計の掛かる決着なら重賞制覇も時間の問題でしょう。
<4着・⑱トゥラヴェスーラ>
こちらももう少し時計が掛かってほしいタイプですが、《0.4秒差・4着》とまだまだやれるところを示しました。
<5着・軸②ビッグシーザー>
ヴァトレニに競られたことが最後に影響。押し切ってもおかしくないペースではありましたが、数字面以上にプレッシャーがあったようです。「まだ緩さがあるし、これからさらに良くなってくれる」(坂井騎手)
<9着・③シングザットソング>
「1400mぐらいで良さが出そう」(鮫島駿騎手)
<12着・穴⑫モズメイメイ>
永島騎手は「内から行かせて折り合いもついた。走りに硬さはあったが、よく頑張ってくれた」と納得していますが、個人的には不満しかありません。逃げ馬不在のメンバー構成だっただけに、先手を主張すらしない意味が分かりません。現状は控える形での好走を全くイメージできませんし、ハナを切りたいなら1400mへの距離延長が必要です。
<18着・穴⑪シュバルツカイザー>
「直線はフォームがバラバラでいい頃のストライドではなかった」(池添騎手)
11/25(土)【京都2歳S】
<レースのPoint>
・1000m通過《59.1秒》のHペースで優秀な勝ち時計に
<1着・軸⑤シンエンペラー>
スタートの出遅れで後方からの競馬に。ただ、道中は馬群を割って進出してきたように、色々な経験をしながら結果もついてきた最高の形になりました。右回りと持続力勝負にも対応。着差以上の強さでした。
<2着・穴⑩プレリュードシチー>
軽い芝で連続好走。今回も勝利まであと一歩のところまで差を詰めました。「馬がどんどん良くなっている」(幸騎手)
<3着・⑬サトノシュトラーセ>
外枠から位置を取りに行く競馬を選択しましたが、先行馬に厳しい展開でした。それでも、唯一粘っているように、負けて強しの3着です。
<4着・④ダノンデサイル>
また出遅れてしまいましたが、上がり最速タイ《35.2秒》で差し込みました。2000mもこなしました。
<5着・穴③キープカルム>
「若干忙しかったが、直線では一瞬勝つかと思ったぐらい」(鮫島駿騎手)
<7着・ア①オールナット>
「新馬の時とペースが全然違った」(北村友騎手)
<11着・⑦ギャンブルルーム>
瞬発力を要求される舞台での巻き返しに期待。「追い始めると反応できなかった。原因は分からない」(団野騎手)
<12着・穴⑥パワーホール>
瞬発力を要求される舞台での巻き返しに期待。「直線に向いた時にバランスを崩して最後は無理をしなかった。何もなければいいが…」(横山和騎手)