《日本ダービーの重要な前哨戦》 2023年5月6日(土)
【京都11R】京都新聞杯(GⅡ)
◎⑫リビアングラス
◯⑥サトノグランツ
▲⑦ダノントルネード
△②、⑨、⑧、①、⑤
《Point》
・GⅡの割にメンバーレベルは低そう→波乱の可能性も
・先行馬手薄
・良好な軽い芝
・先週(30日)は先行馬優勢だった
〈リビアングラス〉
2走前の未勝利戦はスタートで隣の馬と接触して後方からの競馬となりましたが、
道中で押し上げて差し切る粗い内容。ただ、前走の1勝クラスではスタートを決めて
ハナを切ったようにレースぶりがかなり良化しました。
キャリア最速の上がりでも『35.3秒』と平凡なだけに、今回は軽い芝と直線の長いコース
が最大のポイントとなりますが、先行して持続力を活かすことができればチャンスは
ありそうです。2200mへの距離延長も血統的にはプラス材料です。
陣営は「詰めて使っているけど疲れはないし、今週の動きも良かった」と
コメントしており、状態面も良さそうです。
サトノグランツは、前走で2400mのゆきやなぎ賞を勝利したことが今回に繋がります。
鞍上の坂井騎手も「モタついて動ききれないところがあったが、それでも勝ち切るあたり
能力が高い」と高評価していました。
3走前の東京の未勝利戦で上がり『33.7秒』をマークして『クビ差・2着』としており、
軽い芝も問題なくこなしてくれています。
近3走は全て好位からの競馬ですし、レースぶりにも安定感があります。
ダノントルネードは、デビュー戦で上がり最速『32.4秒』をマークして、
シャザーンを倒しています。それを考えると近2走の内容は物足りません。
今回はデビュー戦以来の待望の軽い芝となります。
4ヶ月の休み明けとなりますが、レースぶりから2200mへの距離延長は
全く問題ありませんし、巻き返しを期待します。