《唯一の3歳ハンデ重賞》 2023年7月2日(日)
【福島11R】ラジオNIKKEI賞(GⅢ)
◎⑬アイスグリーン
◯②グラニット
▲⑪アグラシアド
△⑩、⑭、⑯、①、⑧、⑮、⑦
〈Point〉
・良好な重い芝(エアレーション作業を実施)
・7/1は稍重で時計、上がりが掛かっていた(良でも同じような傾向?)
・先行馬の活躍が目立ったが、開幕週にしては外差しも悪くなかった(7/1)
・先行馬多数
〈アイスグリーン〉
2走前のスプリングSは、『0.9秒差・10着』という結果に終わってしまいましたが、
レース後に西村淳騎手は「馬場が悪くてのめっていた」と道悪を敗因に挙げました。
良馬場で行われた前走の白百合Sでは、軽い芝で『上がり34.0秒』とある程度の
瞬発力を披露しました。しかも、ゴール前で寄られる不利がありましたし、力を示す一戦
でした。それだけに、今回は得意の小回りコースで更なる前進を期待しています。
この中間はテンションが高かったようですが、「金曜に福島へ輸送する」という
陣営の対策には好感が持てます。前走の勝ち馬とは1kg差がつくハンデにも注目です。
グラニットは、2走前のスプリングSで1000m通過『59.4秒』というハイペースを
刻みましたが、『0.4秒差・4着』と見せ場十分の好内容でした。
小回りコースの重い芝で持続力を活かす競馬が合っています。
今回の福島1800では未勝利戦を勝利していますし、条件はドンピシャです。
先行馬多数の組み合わせとなりますが、絶好枠をゲットしましたし、嶋田騎手は
「強引にでも行く」と逃げ宣言をしています。ハンデ55kgも魅力的です。
アグラシアドは、前走のスイートピーSで4コーナー9番手から上がり最速『33.1秒』
という驚きの決め手を発揮しました。これは成長している証拠です。
ただ、2走前と3走前の連勝は小回りコースで舞台設定は全く問題ありません。
前半は置かれる可能性がありますが、先行馬多数の組み合わせはプラス材料となります。
新馬戦以来の牡馬混合戦でもハンデ差を活かしたいところです。