今年の夏の新潟は全て良馬場でレースが行われました!!
9/3(日)【新潟記念(GⅢ)】
〈レースのPoint〉
・1000m通過《60.6秒》(Sペース)
〈1着・△③ノッキングポイント〉
初の古馬相手でしたが、距離の2000mをしっかりとクリア。「新潟の2000mはこの馬にはいい条件」と北村宏騎手。
〈2着・△⑨ユーキャンスマイル〉
これで新潟2000m実績は(1.2.0.0)に。しかも、3戦全てが新潟記念での好走です。今は軽い芝2000mがベスト条件となっています。
〈3着・⑧インプレス〉
買いづらい一頭でしたが、上がり最速《33.4秒》をマーク。ハンデ戦が味方したことは確かですが、課題の軽い芝と明らかに短い2000mを克服しての好走ですし、フロック視は危険です。「最内がポッカリと開いてロスなく回れたのも良かった。障害練習を取り入れて馬も良くなっていた」と菅原明騎手。
〈4着・△⑬プラダリア〉
池添騎手は「まだ緩さが残り本調子ではなかったが、それでもしっかりとしたレースができた」と状態面をコメントしています。また、2000mの瞬発力勝負も合っていません。
〈5着・◎⑪バラジ〉
先行馬皆無のメンバー構成だっただけに、痛すぎるスタートの出遅れでした。それでも、掲示板を確保しているように、2000mへの距離短縮はプラスに働いています。「ゲート内の駐立が良くなかった。良い頃に比べると硬さもあり、動き切れなかった」と三浦騎手。
〈7着・◯①サリエラ〉
ルメール騎手は「返し馬の時から良い感じではなく、スタートしてもハミを取らず全然進んでいかなかった」と話していますし、ここまで負ける馬ではありません。
〈8着・▲⑩ファユエン〉
「いつもより位置を取りに行ったが、勝負所でギアが上がるのが速くなかった」と木幡巧騎手。
9/3(日)【小倉2歳S(GⅢ)】
〈レースのPoint〉
・この日は外枠の差し馬が活躍する流れ
・時計平凡
・メンバーレベル疑問
〈1着・△⑩アスクワンタイム〉
軽い芝に替わって更なる時計の短縮には成功しましたが、勝ち時計の《1:08.6》は目立ちません。「最後は抜け出して遊んでしまった分、詰め寄られる形になった。距離が延びても大丈夫」と岩田望騎手。
〈2着・△⑨ミルテンベルク〉
今回はしっかりと差す形に対応したことが収穫。
〈3着・▲⑤キャンシーエンゼル〉
松山騎手は「もう少し外目の枠から競馬ができたら良かったかも」と初期条件をコメントしています。
〈4着・△⑦ビッグドリーム〉
「追ってから手応えほど伸びなかった」という幸騎手のコメントや重い芝での新馬勝ちから、持続力タイプの可能性があります。
〈5着・②フォルテローザ〉
ゴール前の伸びが一番目立ったのは唯一の未勝利馬。団野騎手の「力は劣っていない。1200mよりももう少し距離があった方がいい」というコメントにも好感が持てます。
〈6着・◯⑥パッシングシャワー〉
「ゲートを出過ぎた。今日は後ろの馬ばかりの競馬で失敗した」と西村淳騎手。
〈8着・◎④ドナヴィーナス〉
楽にハナを切りましたが、馬場が向かず…。
9/2(土)【札幌2歳S(GⅢ)】
〈レースのPoint〉
・1000m通過《62.1秒》(Mペース)
〈1着・◎④セットアップ〉
同型馬はいましたが、楽にハナへ。持続力タイプの割にペースは落ち着きましたが、後続を離す逃げを打ちました。「ダートもこなせそうな走りをしている。距離は2000mよりマイルの方が合っていそうな感触がある」という横山武騎手のコメントにも注目です。
〈2着・▲⑧パワーホール〉
瞬発力の活きる舞台でさらに。
〈3着・△⑦ギャンブルルーム〉
新馬戦のような舞台での巻き返しに期待。「今日は馬場の適性の差が出たが、その中で踏ん張っていた。まだこれからの馬」と松山騎手。
〈4着・△③マーゴットソラーレ〉
控える形でもしぶとさ発揮。
〈5着・⑤トレミニョン〉
「スタートして1歩目で躓いた。まだこれからの馬」と西村淳騎手。
〈6着・◯⑨ガイアメンテ〉
まさかの大敗を喫してしまいました。武豊騎手が「すごくイレ込んでいたし、心配していたことが全部出てしまった。レース前に終わってしまった感じ」とコメントしているように度外視可能ですが、今回は滞在競馬。輸送競馬が大きな課題となります。