【京都ダートの馬場傾向】〜軽いダート〜
京都は良でも軽いダートです。先週日曜は特に目立つ時計はマークされませんでしたが、6Rの1勝Cでは《1:24.6》という早めの時計も出ていました。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に可能な馬場状態です。
【レースのPoint】
・今年から舞台が京都1900mに
・かなりの好メンバー集結
・活躍馬続出の超出世レース
穴推奨:⑮アラレタバシル
⑨サトノエピック
⑯ハーバーライト
⑬カゼノランナー
⑩エイカイソウル
連軸候補:⑫ムルソー
<アラレタバシル>
デビューから4戦は芝で全くいいところがありませんでしたが、ダートに替えてからは全く底を見せていません。前走の伏竜Sで《アタマ差・2着》と好走しましたが、逃げた馬が押し切っているように先行勢が断然有利な展開を跳ね返して差し込んでいますし、野中騎手は「まだ仕上がり途上」とコメントしました。それで勝ち負けに持ち込んでいるのですから重賞でもやれていいでしょう。
位置取りは後方からになりますが、確実に目立つ末脚を使っています。3走前のもちの木賞で《アタマ差・2着》と京都もクリア済みですし、接戦を演じたアンモシエラは今週行われた羽田盃で2着に入っています。
今回は1900mへの距離延長がポイントとなりますが、レースぶりからはむしろ味方になる可能性も感じます。また、根本師は「今週の追い切りが良かったように好調子」と状態面の良さをアピールしています。
<ムルソー>
新馬戦では大敗を喫しましたが、すぐにダートに切り替えて強烈すぎるパフォーマンスを披露しました。今回と同じ舞台で行われたの2走前の未勝利戦を《1:59.4》という破格の好時計で勝利。ハナを切って《37.4秒》という最速の上がりでまとめて後続を《2.3秒》千切り捨てました。前走の1勝Cも《1:51.8》という非常に優秀な勝ち時計で上がり最速《36.4秒》でまとめられてしまっては後続は何もできません。
ただ、2戦とも逃げ切り勝ちですし、川田騎手が「性格が難しいので成長が伴ってくれば」と話しているように、今回は控える形に対応できるかが最大の課題となります。もちろん、能力は楽に重賞を勝てるものがあります。
<サトノエピック>
デビューからの3戦は芝でも決して悪くない走りを見せていましたが、2走前の未勝利戦をダート初戦で勝利。ダートでの上がり最速《36.9秒》は目立ちます。逃げ切り勝ちでしたが、前走の1勝Cで差す競馬にも即対応。大きな収穫を得てダート適性の高さを示しました。
軽いダートは全く問題ありませんし、距離不安もありません。国枝師は「今週はサリエラに引けを取らない動きで出来は申し分ない」と高評価しています。そのサリエラと一緒に早めに栗東入りしており、初の長距離輸送の負担が軽減されているのもさすがです。
【推奨買い目】
馬連:⑮⑨-⑫⑮⑨⑤④⑯⑬⑩③⑧①⑭
3連複:⑮⑨-⑫-⑮⑨⑤④⑯⑬⑩③⑧①⑭