合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2024/4/28(日)『天皇賞(春)』予想

【京都芝の馬場傾向】〜Aコース2週目(良なら軽い芝)〜

27日(土)の京都は上がり33秒台をマークする馬が一頭もいませんでした。ただ、4Rの未勝利戦で《1:33.0》がマークされたように良好な軽い芝に回復していると見ていいでしょう。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に可能な馬場状態です。

 

【レースのPoint】

・先行馬手薄
・長距離のSペースなら道中で捲る馬がいるかも
・オッズ的には2強ムード

 

穴推奨:④ワープスピード
    ①サリエラ
    ⑩サヴォーナ
    ⑨シルヴァーソニック
    ⑱ハピ

連軸候補:⑫ドゥレッツァ

アタマ狙い:⑭テーオーロイヤル

 

<テーオーロイヤル>

2走前のダイヤモンドSをトップハンデ58.5kgを跳ね返して勝利。2着のサリエラとは《クビ差》しかありませんでしたが、着差のつきづらいSペースでしたし、3kgのハンデ差もありました。続く、阪神大賞典も手応え抜群で後続を《0.8秒》千切る楽勝。「重い馬場の経験があまりなかったのでどうかと思ったが、ゴールまで全くスピードが衰えることなく走ってくれていたのですごいなと思った」と鞍上の菱田騎手が驚くほどの強さでした。明らかに本格化を迎えています。
3000mを超える距離では(3.1.1.0)と全く崩れていません。陣営が「骨折で長期間あいたことがいい休養になってグンと成長したのだと思う。どんどん馬が研ぎ澄まされてきている感じ」とコメントしているように究極の仕上げが期待できそうです。ただ、軽い芝は全く問題ありませんが、スローからのヨーイドンだとドゥレッツァに軍配が上がるだけに前目の位置で運びたいところです。

 

<ドゥレッツァ>

5連勝で菊花賞を制覇。大外枠からまさかハナを切るとは思いませんでしたが、道中は入れ替わりの激しい複雑な競馬となりました。それでも、上がり最速《34.6秒》で押し切ってしまったように、初の3000mで力の違いを見せつけた形です。初重賞挑戦が菊花賞でしたが、素晴らしい一頭が誕生した瞬間でした。
始動戦となった前走の金鯱賞では《0.8秒差・2着》と敗れてしまいましたが、59kgという酷量を背負っていたことを考えれば本番に向けて決して悪い内容ではありませんでしたし、やはり2000mは短い印象です。
もちろん、舞台替わりは大歓迎です。尾関師は「一度使ったことで落ち着きが出て柔らかみも出てきた。菊花賞の状態に近づいている」と話しています。

 

<ワープスピード>

2走前のダイヤモンドSはスタート直後の不利で想定よりも後方からの位置取りとなってしまいましたが、上がり最速《33.7秒》という軽い芝向きの瞬発力を発揮しました。前走の阪神大賞典でもテーオーロイヤルから《0.8秒》離されてしまったように力差は明らかですが、同斤量で2着を確保したのは価値があります。道悪でよく頑張っています。
今回は馬場状態が好転しますし、4走前の古都Sで京都コースにも一発回答。高木師は「追い切りの後も特に変わりない。体重も前走と同じぐらい。充実して状態はいいし、この枠もロスなく立ち回れそう」とコメントしています。3連複要員として怖さを感じます。

 

【推奨買い目】

3連単:⑭⑫→⑭⑫→④①⑩⑨⑦⑱⑤⑯⑪⑥