《ダートG1戦線へ向けた超出世レース》 2023年6月18日(日)
【東京11R】ユニコーンS(GⅢ)
◎⑭ハードワイヤード
◯⑬ブライアンセンス
▲③ペリエール
△②、⑮、⑫、⑦、⑨
〈Point〉
・良馬場でも早い時計がマークされた(6/17)
・先行馬も粘れるが、特に差し馬の活躍が目立った(6/17)
・先行馬多数
〈ハードワイヤード〉
2走前の1勝クラスのレース後にムルザバエフ騎手が「キックバックが苦手」と
話していただけに、前走の1勝クラスは非常に価値のある勝利となりました。
外枠希望馬でしたが、5枠9番から控える形にあっさり対応し、1400への距離延長を
クリアしました。レース運びに幅が出たように、大きな収穫がありました。
しかも、岩田望騎手は「抜け出してから遊んでいるように子供っぽいところがある」と
まだまだ良化の余地があることもコメントしました。
今回は1600への更なる距離延長となりますが、流石に長すぎると思っていました。
ただ、加藤征師からは「間違いなく1600が合うと思う。1頭になるとフワフワする馬。
ジョッキーも分かってくれたと思う」と強いコメントが出ています。
先行馬多数の組み合わせですが、外枠も魅力的です。
ブライアンセンスは、2走前の1勝クラスで『ハナ差・2着』。ハイペースだったことを
考えると、差し切って欲しかったのが本音ではありますが、勝ち馬はその後関東オークス
を制覇しています。前走の1勝クラスは順当勝ちですが、持ち時計を『0.2秒』短縮しまし
た。ここでは同舞台実績が強みとなります。
まだ馬場適性がはっきりしないだけに、パサパサの良馬場も大きなプラス材料と
なります。斎藤誠師の「まだ体が弱いのに勝てるということは素質」というコメント
からも、本格化には時間が掛かる印象ですが、現時点でも十分に勝ち負け可能です。
ペリエールは、2走前のヒヤシンスSと4走前のオキザリス賞を快勝しているように、
東京の軽いダートが合っています。特に2走前の走破タイム『1:37.2』と
上がり最速『36.4秒』は共に非常に優秀な数字です。
前走のUAEダービーは、初の海外遠征と1900でしたし度外視できます。
今回は海外帰りで状態面が最大のポイントとなりますが、黒岩師からは
「状態面に関しては不安があるので、追い切りや調整では良い動きをしてくれているが、
実際はどうなのかな、とルメール騎手に聞きたいというのはある」と微妙なコメントが
出ています。
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