【小倉芝の馬場傾向】〜Aコース1週目(良なら軽い芝?)〜
今週から冬の小倉が開幕します!!昨年夏の開催は最終週まで良好なコンディションを保っていました。「生育は順調で、全体的に良好な状態です」というJRAの発表もあるように、早い時計がマークされると推測します。エアレーション作業も実施されています。先行馬と内枠の馬に注目しましょう。
【レースのPoint】
・最内枠からグランスラムアスクがハナ主張
穴推奨:⑧ローゼライト
⑬フラーズダルム
⑩エリカヴィータ(距離延長プラス)
⑨エニシノウタ
連軸候補:⑫ミッキーゴージャス
<ローゼライト>
全4勝を挙げているように、明らかにこの2000mがベスト距離です。最近の重賞では大きく負けていますが、2走前の新潟牝馬Sはリステッド競走で《0.3秒差・3着》と通用するところを示しています。道悪の影響を受ける馬場での好走でしたが、元々は軽い芝向きのタイプ。5走前のシドニートロフィーでは《1.58.9》の好時計で勝利しています。先行力は大きな武器となりますし、牝馬限定のハンデ戦なら期待できます。
<ミッキーゴージャス>
4走前のオークスで力不足を露呈してしまいましたが、始動戦の西海賞でもまさかの敗戦…。単勝1.4倍という断然人気を背負っていたように、これは非常に物足りない内容でした。ただ、近2走は時計面が優秀。2走前の夕月特別を《1.58.8》という好時計で勝利。持ち時計の大幅短縮に成功しましたし、内回りコースでマークした上がり《34.1秒》も目立ちます。
陣営は「全力を出し切れていないなかでオープンまで上がってきたからね。能力は相当高い。まだまだ伸びしろがあり、ここでも楽しみ」と絶賛しています。
昇級緒戦の重賞でもハンデ戦なら十分にやれていいでしょう。
<フラーズダルム>
これまでは直線の長いコースで決め手を活かす競馬が持ち味でしたが、近2走は違います。2走前の新潟牝馬Sは、道悪と2200mへの距離延長がマイナスに働く中、2番手からよく粘っていますし、前走のディセンバーSでは不利を受けました。レース後に田辺騎手は「進路が狭くなってしまった。脚はありそうだった」とコメントしました。今は小回りコースをこなせるようになっています。
軽い芝の2000mは面白さを感じます。今回は開幕週の外枠を上手く立ち回ることができるかどうかがポイントです。時計面の短縮も要求されます。
【推奨買い目】
3連複2軸:⑧⑫-⑬⑩②⑪④⑨①(総流し)