【東京芝の馬場傾向】〜Dコース4週目(良なら軽い芝)〜
先週日曜の共同通信杯は1000m通過《62.7秒》というSペースで、レースの上がりが《33.1秒》という究極の決め手比べに。最終週まで良好な軽い芝を保っています。先行馬と内枠の馬に有利な馬場状態ですが、差し馬の台頭も見られています。
【レースのPoint】
・長距離+ハンデ戦で波乱要素アップ
・例年よりも手薄なメンバー構成
・先行馬手薄
穴推奨:⑦ハーツイストワール
③トロピカルライト
⑩グランスラムアスク
②ヒュミドール
①ワンダフルタウン
連軸候補:⑤ワープスピード
アタマ狙い:⑥ニシノレヴナント(三四こなせば)
<ニシノレヴナント>
前走のグレイトフルSを《2.32.0》という優秀な時計で勝利。中山での上がり最速《33.9秒》は強烈な切れ味ですし、ここ2戦で決め手を強化しています。それだけに、東京へのコース替わりは魅力的です。実際(2.1.0.1)と得意にしています。
今回は3400mへの一気の距離延長がどうか。上原博師は「距離はかなり延長するけど掛かる馬じゃないし、前走乗った大野騎手も、距離は大丈夫だと言っていた。父ネロの新しい一面を見せられたら」とコメントしています。ハンデ55kgも軽い印象です。
<ワープスピード>
3000mへの距離延長となった2走前の古都Sで長距離適性を見出しました。前走のステイヤーズSでも4番人気に推されましたが《0.7秒差・4着》。道中は一度もペースが上がらず、先行馬に断然有利な展開だっただけに仕方ありませんが、荻野極騎手は「今日は大事に乗りすぎた」と振り返っています。もっと持続力を活かしたかったということです。ただ、3600mをこなしたことで距離の不安がなくなりました。東京では3勝を挙げているように好相性。全て逃げと先行で勝利しており、今回も前々でしぶとさを活かしたいところです。ハンデも56kgと軽くなっています。
<ハーツイストワール>
脚部不安のため11ヶ月半ぶりの実戦となった2走前のアルゼンチン共和国杯が《0.4秒差・6着》と見せ場十分の内容でした。ただ、叩き2戦目の日経新春杯で《1.6秒差・9着》と大敗。前半から全くついて行けず、負けすぎの感がありますが、レース後に田辺騎手は「京都コースと馬場が合わなかったよう」とコメントしました。(3.6.0.3)という東京巧者ですし、コース替わりは大歓迎です。また、近2走の行きっぷりの悪さから3400mへの距離延長は良さそうに思えますが、国枝師は「距離をこなせるようならチャンスは十分」と話しており、やはりやってみないと分かりません。
【推奨買い目】
馬単1着流し:⑥→⑨⑦③⑧⑩②①(総流し)
3連単フォーメーション:⑥→⑤=⑨⑦③⑧⑩②①(総流し)