【東京芝の馬場傾向】〜Dコース3週目（良なら軽い芝）〜
土曜11RのクイーンC（千六）はクイーンズウォークが《1.33.1》で勝利。上がり最速《33.4秒》という瞬発力で差し切りました。今週も良好な軽い芝でレースが行われています。ただ、差し・追い込み勢が急に大活躍し始めました。7R以降は上位を独占しています。
【レースのPoint】
・超出世レース
・決め手比べ
・G1ワンツーにも課題あり
穴推奨：⑤ショーマンフリート
⑦パワーホール
⑧ジャスティンミラノ
⑩エンヤラヴフェイス
アタマ狙い：①べラジオボンド
⑥エコロヴァルツ
＜ショーマンフリート＞
2走前の新馬戦は外枠からスッと好位につけるダッシュ力を披露し勝利。上がり最速《34.2秒》をマークしましたが、ラスト200mは11秒を切る瞬発力を発揮しています。3ヶ月半の休養を挟んで臨んだ前走のシンザン記念は《0.6秒差・5着》と案外な結果に終わってしまいましたが、上がりの掛かる特殊な馬場が合わなかったとしか考えられません。
今回は軽い芝の東京でガラッと変わる可能性を感じます。陣営の「操作性のいい馬だし、1800mも左回りも問題なくこなせると思う」という見解が正しければ。
＜べラジオボンド＞
初戦で使った上がりは《33.9秒》。これはメンバー中唯一の33秒台だったように、ここでは瞬発力が違いました。勝ち時計の《1.47.5》も優秀でしたし、着差のつきづらいSペースでも後続を3馬身突き離したのは能力の高さでしょう。
今回は初の関東への長距離輸送・左回りが課題となります。もちろん軽い芝も初めてですが、決め手がさらに活きれば楽しみです。キャリア1戦でここにぶつけてくること自体が不気味です。
＜エコロヴァルツ＞
前走の朝日杯FSは最内枠での出遅れとなってしまいましたが、Hペースの展開が味方し、《0.1秒差・2着》まで追い込んできました。最後は鋭い末脚を見せていたように、上がりを《34.1秒》まで短縮できたのは大きな収穫となりました。しかも、武豊騎手は「向正面で掛かった馬にぶつけられて、そこがもったいなかった」と振り返っています。
1800mへの距離延長は間違いなくプラス材料ですし、軽い芝に替わって33秒台の上がりを使えてもおかしくありません。スタートを決めることができれば逆転も十分に可能です。初の左回りをこなせば。
【推奨買い目】
3連複フォーメーション：⑤-①⑥-①⑥⑨④⑦⑧⑩（総流し）
