合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2024/3/3(日)『弥生賞ディープインパクト記念』予想

【中山芝の馬場傾向】〜Aコース2週目(重い芝)〜

金曜までの雨が残った影響で、終日《稍重》から回復しませんでした。11RのオーシャンSでは《1:08.0》と少し時計が掛かりましたが、前半3F《33.3秒》のHペースで流れても上がりが《34.7秒》でまとまっており、まだ開幕2週目で馬場レベルは悪くありません。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に見られています。

 

【レースのPoint】

・日曜は《良》に回復しても時計勝負にはならない
皐月賞の前哨戦で無理せずSペースか
・オッズ的には3強ムード

 

穴推奨:③シュバルツクーゲル
    ⑧シリウスコルト
    ①アドミラルシップ
    ⑩ファビュラススター

連軸候補:⑤シンエンペラー

アタマ狙い:⑥トロヴァトーレ

 

<シュバルツクーゲル>

中山2000mで新馬勝ち。野芝のみを使用した軽い芝に道悪の影響が加わっていましたが、勝ち時計の《2:04.0》・上がり《35.0秒》は共に平凡な数字でした。それだけに、2戦目の東京スポーツ杯2歳Sで《0.3秒差・2着》と軽い芝で良さが出たことは収穫となりました。「まだ緩さの残る中でこの内容」という西村淳騎手のコメントは今後の成長力を表しています。ただ、マークした上がりは《35.6秒》でしたし、やはり持続力タイプです。
前々でしぶとさを活かせる中山へのコース替わりはプラス材料です。今回は好枠から先手を取り切れるメンバー構成です。前哨戦でもマイペースを刻むことができるようなら。

 

<シンエンペラー>

東京1800mの新馬戦で上がり《33.8秒》の瞬発力を披露しましたが、2走前の京都2歳SはHペースで流れて持続力勝負となりました。全く中身の違う連勝でしたし、僅か2戦でペース不問の強みを手に入れました。今回と同じ舞台で行われた前走のホープフルSでも《0.1秒差・2着》。内枠から完璧に運んで直線では完全に抜け出しましたが、勝ち馬の決め手を褒めるべきです。また、ムルザバエフ騎手は「最後もまた一生懸命ファイトしようとしてくれたが、その時にはゴールを迎えていた」と振り返っており、併せ馬の形ならまた違ったことが分かります。
矢作師は「ホープフルSの時はちょっと調子が落ちていたので、その時と比べると馬体の張りはいい」とコメント。皐月賞に向けて好レースを期待します。

 

トロヴァトーレ

中山2000mで圧巻の2戦2勝。初戦は野芝のみを使用した軽い芝だったことを考えても、中山で上がり最速《33.8秒》は強烈な瞬発力です。前走の葉牡丹賞でも上がり最速《33.9秒》をマーク。レース後にビュイック騎手が「ダービー候補に名乗りを挙げる一頭になる」とコメントしたほどです。ここで権利を獲ってクラシックに出走しないといけない逸材です。

 

【推奨買い目】

馬連馬単1着流し:③→⑤⑥⑧①⑩⑨⑦
3連複2軸:③⑤-⑥⑧①⑩⑨⑦(総流し)