【中山芝の馬場傾向】〜Cコース1週目(重い芝)〜
土曜10RのジュニアC(千六)の《1:32.5》など、芝で行われた5レース全てで目を引く好タイムがマークされました!!Cコース替わりによる馬場レベルの上昇が明らかに数字面に表れています。馬場の内目を通った先行馬が断然有利な馬場状態です。
【レースのPoint】
・2勝馬2頭の参戦で例年よりもメンバーレベル高い
・キャリア浅い=課題多い
穴推奨:①ラヴスコール
②エリカリーシャン(重い芝プラス)
⑩キャプテンネキ(距離延長で良さ出れば)
④メイショウヨゾラ
⑤ティンク
連軸候補:⑪テリオスサラ
アタマ狙い:⑨キャットファイト
<ラヴスコール>
昨年8月の札幌1500mでデビュー勝ち。新馬戦らしくSペースとなり、先行馬に有利な展開を差し切りました。僅かクビ差の辛勝でしたが、着差以上の強さだったことが分かります。前走のアルテミスSは上がり《33.8秒》を使って《1.0秒差・7着》と切れ負け。これで重い芝の方がベターだと判断できます。
今回は中山へのコース替わりがプラス材料となります。加藤征師は「ここを目標に動きはずっといい。中山のマイルなのでいい枠を引ければ楽しみ」とコメント。その希望通り絶好枠をゲットしました。課題は直線の急坂と時計面の短縮です。
<キャットファイト>
前走の阪神JFは《1.1秒差・10着》というまさかの大敗に終わってしまいました…。大野騎手は「大舞台ということもあってレース前にイレ込んで体力を消耗していた」と振り返っています。初の関西への長距離輸送が影響した印象ですが、2勝ともに外を回っての勝利なので馬混みでの競馬がダメな可能性も感じます。
今回は中枠から上手く立ち回ることができれば巻き返しは必至でしょう。実際、この中山1600mでは2走前にアスター賞を制しています。《1:33.1》の好時計はメンバー中最上位です。
<テリオスサラ>
2走前に未勝利を突破。上がりの掛かる持続力の競馬で良さを出しているように、ルメール騎手は「段々とペースアップできたし2000mでもいい」と距離延長を示唆しました。ただ、前走の赤松賞では軽い芝のマイルで上がり《33.9秒》という瞬発力を披露。勝ち馬のステレンボッシュはその後、阪神JF制覇まであと一歩と迫ったように、ここでも十分に通用します。
中山で勝利しており、弱点の少なさが強みとなります。先行力を活かしたいところです。
【推奨買い目】
3連複フォーメーション:①-⑪⑨-⑪⑨⑬②⑩④⑤⑥⑭(総流し)