【中京芝の馬場傾向】〜Bコース1週目(重い芝)〜
今年初の中京開催がスタート。金鯱賞と同じ舞台で行われた土曜10Rの恋路ケ浜特別が《2:00.0》という好時計でした。ただ、目立った時計はこのレースぐらいで開幕週にしては時計・上がり共に掛かっていましたし、差し馬の台頭も多く見られました。
【レースのPoint】
・豪華メンバー集結
・超Sペースの可能性も
・人気を集める2頭はここを使ってG1へ
穴推奨:⑫ハヤヤッコ
⑪エアサージュ
⑧バラジ
⑨ノッキングポイント
⑩アラタ
連軸候補:④プログノーシス
アタマ狙い:⑦ヤマニンサルバム
<ハヤヤッコ>
前走の中日新聞杯の《0.1秒差・2着》が収穫大のレース。それまでは道悪の競馬で結果を残してきただけに、重ハンデ58.5kgを背負いながら《1:58.9》の好時計で差し込んだのは驚きましたし、上がり《33.9秒》もメンバー中最速のものでした。8歳という高齢ですが、むしろ今が一番充実している近況です。
今回は別定戦に替わったことで前走の勝ち馬<ヤマニンサルバム>とは同斤量になります。メンバーレベルは格段に上がってしまいますが、食い込みを期待します。
<プログノーシス>
3走前の札幌記念で後続に4馬身差をつける圧勝劇を披露したように道悪の鬼です。にもかかわらず2走前の天皇賞(秋)を《1:55.8》で走破しており、完全に本格化している印象です。スタートで出遅れてしまいましたが、超Hペースの展開を味方に後方からよく差し込んできました。前走の香港カップでも出遅れてしまいましたが、《0.1秒差・5着》まで追い込んでいます。
今回は3ヶ月の休み明け。陣営は「調教時計は出ているが、休み明け感は多少なりともある。当週のひと追いで体調がどこまで上がってくるか」とコメントしており、次の海外遠征に向けた叩き台となります。ゲートは決めてほしいところですが、ここでは力上位です。
<ヤマニンサルバム>
前走の中日新聞杯で重賞初制覇。正攻法の競馬で抜け出す強い内容でした。中京で5勝を挙げるコースの鬼です。今回のメンバー相手にいい走りができるようなら今後が明るくなります。中村師は「馬体もパワーアップして、ボリューム感が出てきた」と話しています。アタマで狙うならここからでしょう。
【推奨買い目】