【阪神芝の馬場傾向】〜Aコース3週目(重い芝)〜
土曜10Rの難波Sで《1:46.1》という早い時計がマークされました。外回りコースで行われた9Rと10Rでは上がり33秒台をマークしている馬が上位を占めているように、良好な重い芝を保っています。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に可能な馬場状態です。
【レースのPoint】
・好メンバー集結
・ペースは流れそう
・桜花賞ではなく、ここが本番になる馬も?
穴推奨:⑤カルチャーデイ
②ロゼフレア
⑪マーシーラン
⑫ジューンブレア
③バウンシーステップ
連軸候補:①コラソンビート
アタマ狙い:⑥シカゴスティング
⑩ドナベティ(距離短縮歓迎)
<カルチャーデイ>
3走前に小倉1200mで新馬勝ちしましたが、数字面は全て平凡なものでした。それだけに、2走前のファンタジーSは1400mへの距離延長が明らかにプラスに働いた勝利でした。レース後に酒井騎手は更なる距離延長を示唆していましたが、前走の阪神JFの《1.4秒差・16着》を見ると1600mは長かったということです。
今回は1400mに戻りますし、巻き返しを期待したいところ。ペースが早くなった時の対応がポイントとなりますが、新馬戦で1200mを経験したことが活きてきそうです。2回目の阪神で直線の急坂をしっかりとこなすことができれば。
<コラソンビート>
2走前の京王杯2歳Sで重賞初制覇。横山武騎手は「距離はもう1F延びても問題ない」とコメントしていましたが、前走の阪神JFでは「最後1Fは止まってしまった」と訂正。1400mベストが確定しました。それでもG1で《0.2秒差・3着》としているわけですから、今年の3歳牝馬の中では上位の存在です。
1400mに戻ってくる今回は落とせない一戦となります。直線の短いコースに替わる点はマイナス材料ですが、前走で阪神も経験済みですし、栗東に滞在して調整しているのも好感が持てます。桜花賞ではなく、ここで勝ちに行く競馬をした方がいいはずです。
<シカゴスティング>
前走の阪神JFではハナを切って前半3F《34.4秒》というHペースを刻みながら、《0.8秒差・5着》と見せ場を作りました。評価できる内容でしたが、鮫島駿騎手が「1600mは微妙」と話していたように、1400mへの距離短縮はプラスに働きます。実際、2走前のファンタジーSでは《0.1秒差・3着》と好走しています。
持続力も瞬発力も示しており、まだどちらに高い適性があるのかはっきりしませんが、ペース不問は強みとなります。陣営は「以前よりも動きに力強さが増した印象」と成長をコメントしています。
【推奨買い目】
3連複フォーメーション:⑤②-①-⑥⑩⑤②⑪⑫③⑬(総流し)