【東京芝の馬場傾向】〜Aコース1週目(良なら軽い芝)〜
土曜10Rの湘南Sで《1:19.9》という好時計がマークされました。絶好の軽い芝で開幕しています。もちろん、上がり33秒台の瞬発力を要求されます。また、開幕週の割に追い込み勢の台頭が多くみられました。
【レースのPoint】
・オークストライアル
・降水確率60%もレース中は雨マークなし
・先行馬手薄
・内枠の馬には一応注目
穴推奨:⑨サンセットビュー
⑬カニキュル
⑥トロピカルティー
⑩マルコタージュ
⑪ユキワリザクラ
連軸候補:⑧アドマイヤベル
アタマ狙い:①バロネッサ
<サンセットビュー>
前走のクイーンCはスタートの出遅れが響き、4コーナー8番手から《0.6秒差・6着》まで差を詰めてきました。レースぶりからも感じましたが、三浦騎手は「距離はまだまだあった方がむしろ良いタイプ」とコメントしていました。
それだけに今回は2000mへの距離延長が魅力的です。実際、未勝利勝ちは1800mへの距離延長でしたし、決め手強化に繋がれば怖い存在となります。「緩やかだけど、精神面も肉体面も順調に成長」と新谷師。開幕週の馬場なのでスタートを決めてほしいところです。
<アドマイヤベル>
2戦目の百日草特別で《0.4秒差・3着》と好走しましたが、勝ち馬はその後、皐月賞で4着に入ったアーバンシックだったように、牝馬限定の重賞なら楽に通用するはずです。前走のフリージア賞でも超Sペースでしたが、上がり《33.9秒》と自分の脚はしっかり使っています。同舞台経験値は最上位です。
加藤征師から「先週はやったことないくらい負荷をかけた。体質が強くなってきた。筋肉の質が良くなって、張りも出て、強いトレーニングに耐えうる体になった」と力強いコメントが出ています。叩き2戦目での更なるパフォーマンスレベルの上昇は必至でしょう。
<バロネッサ>
3戦目の前走で未勝利を突破。デビューから2戦連続で出遅れていましたが、きっちりと決めて道中は2番手を追走していたように、位置取りを大きく良化させました。上がり最速《34.1秒》をマークする完勝でしたが、ルメール騎手は「2000mまでは大丈夫」と振り返っていました。走破タイムの《1:46.2》は優秀でしたし、開幕週の軽い芝は歓迎できます。
ただ、1週前の追い切りでは抑え切れないほどの手応えだったようなので、2000mへの距離延長がプラスに働くかはやってみないと分かりません。「(前回は)パドックで騎手を振り落としたので、当日の気配に注意したい。切れないものの持続するスピードが持ち味」と陣営に不安な点もあることが分かります。今回も絶好枠からスタートを決めることができれば。
【推奨買い目】
馬連・ワイド:⑨→⑧①⑬⑥⑩⑪⑭
3連複:⑧⑨-①⑬⑥⑩⑪⑭⑦③②(総流し)