合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2024/4/21(日)『マイラーズC』予想

【京都芝の馬場傾向】〜Aコース1週目(良なら軽い芝)〜

マイラーズCと同じ条件で行われた土曜12Rの2勝Cは《1:32.1》というG1級の走破タイムとなりました。正月開催とは違い、絶好の軽い芝が戻っています。9Rのあやめ賞を勝利したナムラフッカーは上がり最速《32.9秒》をマークしました。外からの差し切り勝ちも見られましたが、開幕週らしく先行馬の活躍が目立ちましたし、馬場の内目を通った馬が有利な馬場状態です。

 

【レースのPoint】

安田記念の重要な前哨戦
・日曜は正午頃から雨予報で稍重に悪化するかどうか
・オッズ的には2強ムードも
・エエヤンが大外枠から先手主張

 

穴推奨:①トゥードジボン
    ⑤エアロロノア
    ⑫ソーヴァリアント
    ⑨ニホンピロキーフ
    ⑰エエヤン

連軸候補:⑭ソウルラッシュ
     ③セリフォス

 

<トゥードジボン>

3走前の京都金杯で《0.1秒差・3着》。その前の連勝は展開に恵まれたものだっただけに、超Hペースを先行したにもかかわらず、2着にあと一歩まで迫った内容は大きな収穫となりました。しかも、藤岡佑騎手は「ベストパフォーマンスを発揮するには馬場が重かったかも」とコメント。それだけに、2走前の東京新聞杯の敗因がはっきりしないのは気がかりですが、前走の六甲Sの敗因は道悪しかありません。
今回は軽い芝の京都でもう一回狙います。スローからのヨーイドンがベターなだけに、ペースはポイントとなりますが、絶好枠ならチャンスは十分でしょう。パンパンの良が理想ですが、多少の雨なら開幕週の馬場を味方にこなせると見ます。

 

<ソウルラッシュ>

3走前の京成杯AHを59kgを背負いながら勝利。続く、2走前のマイルCSで《クビ差・2着》とG1制覇は目の前でした。前走の香港マイルでも《0.4秒差・4着》と香港の最強馬ゴールデンシックスティ相手によく頑張っています。
本格化を迎えて時計勝負でも全く問題なくなっていますが、元々は道悪の鬼。今回も雨の影響が加われば好走確率がグンとアップします。4ヶ月半の休み明けとなりますが、池江師は「叩き良化型だが、(例年と比べて)しっかり動けている」とコメントしており、前哨戦としての状態面は文句なしです。

 

<セリフォス>

2022年のマイルCSで《33.0秒》という強烈な上がりを使って差し切り勝ち。それ以来、1勝もできないとは想像できませんでした。3走前の安田記念で《0.2秒差・2着》。昨年のマイルCSは夏負けの影響もありましたが《0.4秒差・8着》と敗れています。この2走は先行する競馬を続けていましたが、差す競馬で破壊力が増すタイプなのは間違いありません。今回は巻き返したいところです。
ただ、「先週の動きと大きくは変わっていないが、休み明け感は否めない。次は安田記念があるので、そこを見据えての仕上げ。ここを使ってさらに良くなれば」と中内田師。地力上位は明らかですが、飛んでほしい人気馬でもあります。

 

【推奨買い目】

馬連・ワイド:①-⑭③⑤⑫⑨⑰⑬⑩②⑥⑧
3連複:①⑭-③⑤⑫⑨⑰⑬⑩②⑥⑧(総流し)