【小倉芝の馬場傾向】〜開幕週(良→軽い芝)〜
土曜9Rの筑紫特別で《1:45.6》という非常に早い時計がマークされた。先行馬の活躍が
目立っていたが、ペースが流れたレースでは差しが届いていた。
【レースのPoint】
・開幕週の時計勝負
・先行馬と内枠の馬に注目
◎⑩ククナ(時計勝負OK)
◯④マリアエレーナ
▲⑦ゴールドエクリプス
△③、②、⑧、⑥
〈ククナ〉
前走の七夕賞《0.2秒差・2着》は驚きの好走でした。それまで、軽い芝の東京で瞬発力を
示していただけに、重い芝の2000では買いづらいタイプでした。レース後に石川騎手が
「機動力を活かせればチャンスがあると思っていた」と話していた通り、新たな一面を
披露しました。
今回の舞台は問題ありませんし、元々軽い芝を得意としていたこともあって、時計勝負に
対応できる点は大きな強みとなります。
栗東滞在からはサマー2000シリーズ制覇への陣営の本気度がうかがえます。
先行力と据え置きのハンデ54kgを活かしたいところです。
マリアエレーナは、昨年の小倉記念が《1:57.4》という優秀な勝ち時計をマークして、
後続に5馬身差をつける文句なしの好内容でした。
近走も悪くありませんが、もうワンパンチ足りない印象です。やはり、直線平坦コースの
小倉2000がベスト舞台ということです。
ただ、ハンデは昨年から2.5kg増となってしまいます。こなすことができれば。
ゴールドエクリプスは、前走のマーメイドSで《0.6秒差・4着》。1000m通過《57.3秒》
という超ハイペースだったことを考えれば、展開は向いていますし、ハンデ51kgなら
差し切ってもいいレースでした。1800と2000の間に壁を感じます。
今回も2000ではありますが、開幕週の軽い芝なら距離負担は減りますし、
コース替わりでの前進に期待したいところです。ハンデも魅力的です。
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