【京都ダートの馬場傾向】〜軽いダート〜
土曜のレース前までに《5.5mm》の雨量を計測し、稍重でスタートしました。4Rの1勝C(千四)で《1.23.4》という好時計がマークされたように、道悪の影響が出ています。雨は日曜の朝7時頃まで降り続く予報となっており、さらに軽いダートが舞台となりそうです。先行馬と内枠の馬に注目しましょう。
【レースのPoint】
・道悪の軽いダートで時計勝負に
・先行馬手薄
・好メンバー集結
穴推奨:⑪タイセイドレフォン
⑤スマッシングハーツ
⑦サンライズウルス
⑫バビット
連軸候補:⑩オメガギネス
アタマ狙い:③ヴィクティファルス
<ヴィクティファルス>
3年前のスプリングSを制し、クラシックでの活躍が期待された存在でしたが、そこからまさかの11戦連続で馬券圏外。復調の兆しすらありませんでしたが、前走の太秦Sで復活の勝利を挙げました。初ダートでの一変でした。池添騎手は「砂を被っても我慢してくれた。適性はかなりある」と振り返っています。
引き続き、京都1800mでの一戦となりますが、今回は道悪の影響が加わります。これまで芝で走っていただけに、更なる良さを発揮する可能性を感じます。ただ、「競馬場に到着するとイレ込みが激しくなり、マイナス体重になることが多い」とのコメントもあるように、馬体重は常にチェックが必要です。
<オメガギネス>
不良馬場で行われた前走のグリーンチャンネルC(千六)を《1.34.3》という優秀な時計で勝利。それまでは、重いダート1800mでかなり目立つ走りを見せていましたが、軽いダートでそれ以上の強さを披露しました。後続に《0.6秒差》をつける文句なしの完勝でした。
もちろん雨予報は大歓迎ですし、56kgで出走できる点も有利に働きます。3ヶ月半の休み明けとなりますが、「武蔵野Sを予定も、回復が遅く目標を切り替えた。先週よりも走りが良くなり好調」と大和田師は話しており、問題ありません。新潟への輸送はクリアしていますが、初の長距離輸送は一応のポイントとなります。
<タイセイドレフォン>
京都コースでは安定した成績を残しているだけに、前走のみやこSの《1.6秒差・12着》があまりにも物足りない内容。陣営が未だに敗因を掴んでいないのも気掛かりですが、陣営から「この馬じゃないと思うくらい前進気勢がある。状態面はいい」とコメントが出ており、レース間隔を空けたことによる立て直された効果に期待したいところです。ただ、「できれば良の方がいい」という陣営の希望は叶いそうにありません。
【推奨買い目】
馬連流し:⑫-⑩③
馬単1着流し:③→⑩⑭⑥⑪⑬⑤⑦⑫
3連単フォーメーション:③→⑩→⑭⑥⑪⑬⑤⑦⑫⑯/③→⑭⑥⑪⑬⑤⑦⑫⑯→⑩