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合同会社鷲田鷲男商店

過去のレースっぷりから、競馬歴12年の20歳がデータを駆使して「はてな」と「note」で予想を公開

2024/4/6(土)『阪神牝馬S』予想

阪神芝の馬場傾向】〜Bコース2週目(重い芝)〜

先週日曜8Rの2勝Cが《1:58.7》という好時計。同日に行われた大阪杯とは《0.5秒差》しかなかったように、Bコースに替わったことで馬場レベルが上昇しています。外回りコースでは33秒台の上がりを要求されます。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に可能な馬場状態です。

 

【レースのPoint】

ヴィクトリアマイルの前哨戦
・先行馬超手薄

 

穴推奨:⑩モズゴールドバレル
    ③テンハッピーローズ
    ④サブライムアンセム
    ②ゴールドエクリプス

連軸候補:①マスクトディーヴァ
     ⑦ドゥアイズ

アタマ狙い:⑪ライラック

 

<モズゴールドバレル>

ベストパフォーマンスは6走前の葉山特別。勝ち時計の《1:31.6》はヴィクトリアマイルよりも早い非常に優秀な数字でしたし、上がり最速《33.3秒》というそれまでに見せなかった瞬発力も披露しました。本格化を示す内容でした。
前走の京都牝馬Sを団野騎手は「体が減って調教の良さを出すことができなかった」と振り返っていますが、1400mでも《0.4秒差・8着》とそこまで負けていません。ベスト距離の1600mなら重賞でもやっていけると感じさせる走りでした。
今回の阪神1600mには4走前の仲秋Sで実績があります。藤岡師は「先週の追い切りでグンと状態が上がってきた。前走で減った体も戻っている。ここでも力は十分に足りると思う」と叩き2戦目による上積みの大きさをコメントしています。このメンバー構成なら先行力を最大限活かしたいところです。

 

<マスクトディーヴァ>

3走前のローズSで《1:43.0/33.2秒》という強烈すぎる時計・上がりをマークしました。続く、秋華賞でも3冠牝馬リバティアイランドに《0.1秒差》まで迫る2着と素晴らしい成績を残しています。ただ、大きな注目を集めた今年の始動戦の東京新聞杯でまさかの大出遅れ。初のマイル戦ということで前半から置かれると予想していましたが、さらに忙しい追走となりました。それでも《0.4秒差・6着》まで差し込んだのは力です。
今回はローズS勝ちの阪神外回りに戻ってきますし、2走目の距離慣れにも期待できます。「ゲート駐立の練習では問題ないが、あとは競馬場に行って気持ちの入り次第」と辻野師は話しています。ゲートを決めればここでは力が違いますが、最内枠がアダになる可能性もあります。

 

ライラック

2走前のエリザベス女王杯で《0.3秒差・4着》としているように、ここでは力上位ですが、前走の有馬記念では《0.9秒差・13着》とさすがに厳しい戦いとなってしまいました。そこから一気に1600mまで距離が短くなるのがどうかですが、戸崎騎手の進言で参戦を決めたことに魅力を感じます。確かに3走前の府中牝馬Sは1800mの超Sペースで上がり《33.0秒》の決め手を発揮しており、対応できてもいいでしょう。少頭数なので大外枠は大きなマイナス要素ではありませんが、道中で置かれるようなら展開は向いてほしいところです。また、時計面の短縮も要求されます。

 

【推奨買い目】

馬連馬単:⑩→①⑦③⑪④②⑨⑥
3連複:⑩-①⑦-①⑦③⑪④②⑨⑥(総流し)