《グランプリ》
2022年12月25日(日)
【中山11R】有馬記念(G1)
◎⑬タイトルホルダー
◯⑩ジャスティンパレス
▲③ボルドグフーシュ
△⑤、⑥、⑨、⑦、⑮、①、⑧、⑭
〈タイトルホルダー〉
昨年の有馬記念は、不利な大外枠から0.5秒差・5着と内容は悪くなかったが、
今年は『日経賞→天皇賞(春)→宝塚記念』が非常に強い3連勝で、完全に本格化した。
前走の凱旋門賞は度外視できるが、海外帰りで状態面が最大のポイント。
陣営からは「気持ちと体がマッチして順調にこられた。海外帰りでも不安材料なく迎えら
れる」と力強いコメントが出ている。
ハナがベストの馬だが、今回は先行馬が少ない組み合わせで、楽にマイペースで逃げられ
そう。
中山では3勝を挙げており、舞台も合っている。
当てはまるプラスデータは、G1実績・凱旋門賞組・4歳馬・斤量減など。
G1・4勝目と春秋グランプリ制覇を期待する。
ジャスティンパレスは、前走の菊花賞で勝ち馬から僅か0.1秒差の3着。
今回は距離短縮が最大のプラス材料。
先行できたときに強さを発揮する馬で、先行馬が少ない組み合わせはプラスに働く。
古馬とは初対戦だが、杉山晴調教師は「この秋、見違えるように成長を遂げている」と
コメントしており、期待できる。
ボルドグフーシュは、前走の菊花賞でタイム差なしの2着。
3000mで良さが出ただけに、今回の距離短縮はプラスではない。
ただ、内枠を引いたことは大きい。
前半は後方からになってしまうが、上がりのかかる馬場はプラス材料。
展開の利は必要だが、宮本調教師は「牧場でしっかりケアをしてくれたことで元気いっぱ
い」とコメントしている。
ジェラルディーナは、近走2200mで良さが出ている。
今回の2500mは初めてだが、全く問題ない可能性はある。
調教の動きは抜群で、斉藤崇調教師は「操縦性が高い点が強みでこの舞台にも対応はでき
そう」とコメントしている。
元々は重い芝の方がいいタイプだったが、あの瞬発力を見ると今は軽い芝の方が合ってい
るのかもしれない。
中3週で状態面の上積みもどうか。
イクイノックスは、前走の天皇賞(秋)で上がり最速『32.7秒』という
強烈な瞬発力を披露。
今回は中山へのコース替わりがマイナス材料だが、皐月賞2着の実績はある。
日本ダービーの内容から2500mは問題なさそう。
調教の動きは抜群で、陣営は「フットワークの質は週ごとに向上」とコメントしている。