《超豪華メンバー集結の春の最強マイラー決定戦》 2023年6月4日(日)
【東京11R】安田記念(GⅠ)
◎⑫ナミュール
◯④セリフォス
▲⑪イルーシヴパンサー
△③、⑤、⑭、⑱、⑦、⑨、⑰、⑮
〈Point〉
・大雨の影響で時計、上がりが掛かっていた(6/3)
・先行馬の粘りも可能だが、外差しが届いていた(6/3)
・馬場の内目はまだ使える
・6/4は稍重〜良への回復が見込める
・先行馬の復活に注目
〈ナミュール〉
前走のヴィクトリアマイルでも◎を打ちましたが、レース序盤に致命的な不利を受けて
しまいました。横山武騎手は「不完全燃焼。向正面であんな不利があっては走る馬も
走れない。落馬しなくて良かった」と怒りをあらわにしていました。
もちろん度外視できますし、今回は人気妙味に注目する価値を感じます。
東京1600は2走前の東京新聞杯(アタマ差・2着)で優秀な内容を残すなどベスト舞台と
なっています。
中2週と間隔が詰まりますが、「叩いて良くなっているのは間違いない。1本目から
進んでいくような感じで、すごく良かった」という高野師のコメントからは前走以上の
状態面が期待できそうです。
セリフォスは、前走で初めて海外遠征を経験しましたが、結果的に1800は長すぎた印象
です。今回は海外帰りということもあり、状態面が最大のポイントとなりますが、
中内田師は「帰国後のダメージもこれまでほどではなく、心身ともに成長を感じる」と
コメントしていますし、心配しなくて良さそうです。
2走前のマイルCSで、先行有利の展開を4コーナー13番手から上がり最速『33.0秒』
という強烈な決め手で差し切った内容から本格化している感じもあります。
得意な条件に戻っての巻き返しは当然です。
イルーシヴパンサーは、2走前の京都金杯で復活。
前走の中山記念では直線で詰まってしまい、脚を余してしまいましたが、
あれなら小回りも1800もこなす可能性を感じましたし、成長を示しました。
昨年の安田記念では1番人気に推されましたが、レースの上がりが早すぎたことで
差は詰まりませんでしたが、着差は『0.2秒』しかありませんでした。
今回はペースが流れそうですし、3ヶ月の休み明けとなりますが、
久保田師は「すこぶる順調にここまで来ている」と話しています。
昨年よりも人気を落とす点にも注目しています。